九州美術ゼミナール

所長 野口 賢治より

 

 

 

今年も暑い、熱い九ゼミの夏季講習会を迎えようとしておりますが、残念なお知らせがあります。

 

 

九州美術ゼミナール(元、青樹子美術研究所)の創設者の一人である

林 浩 先生 が7月2日に永眠されました。

 

 

 

林先生は、私が高校2年の時、この道に進むきっかけを作ってくれた恩師です。

 

 

先生が亡くなった今、悲しみとその存在の大きさに戸惑う日々が続いており、

「しっかせんかい!」

と、先生の声が聞こえる気がします。

 

 

九ゼミのみならず、熊本美術界への林先生の功績を自分が語るにはおこがましく感じてしまいます。

 

 

 

先日、古い友人からこんなLINEが届きました。

 

 

 

 

 

私、40年間、あだ名は「ケンボー」です。

その名付け親が林先生でした。

 

 

 

 

なので

 

林っさん、ケンボーとして言わせてください。

 

 

 

 

 

林っさん、林っさんの

 

「浜ビン、1本よかや?(タバコ)」

 

の声が今も聞こゆっです。

 

 

 

 

林っさん、林っさんの

 

昔ながらの熊本弁を忘れません。

 

 

 

 

林っさん、林っさんと

 

よく行ったビアホール。

スペアリブと生ジョッキを片手にプロレスのビデオを見ながら話した言葉、

 

「今んとは 痛かったナ!」「ハイ。」

 

「今んとは効いたでしょ?」「そぎゃん。」

 

しか思い出せんです。

 

 

 

 

ジョンレノンが好きな先生に

 

「林っさん、ジョンレノンじゃなくて、志村けんですよ。」

 

て、よく言ってたけど、

 

最後のお顔は本当にジョンレノンでした。

 

 

 

 

林っさん

 

林っさんとの思い出は語りつくせんです。

でも、話そうとすると声が詰まって喋れんとです。

 

みんなは言わんばってん、林っさんばだいがしーとったですよ。

 

もっといっぱい会って、いっぱい話せば良かった…。

 

 

 

本当に

 

 

ほんとうに

 

ありがとうございました。

 

 

そして

 

お疲れ様でした。

 

 

 

 

ケンボー

 

 

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林先生、学生の夢を叶える九ゼミをスタッフ一同全力で力を注いでいきます。

 

どうか見守ってください。

 

 

 

 

 

 

スタッフ一同