無心。甘夏マーマレード作り。 | なるべくひっそりと引きこもって暮らしたい主婦のブログ

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ポンコツ主婦ひきこもりえの更年期な日常

 

もりえ 52歳。

胃カメラこわい(しつこい…)

昨日の大雨、嵐で

 

桜は散ってしまったかと思いきや…

 

いつものお散歩道の桜は

 

開花が遅かったせいか、まだ咲いていました。

 

そんなに葉っぱも出ていないような?

 

しかも花びらのじゅうたんができていました。

 

あともう少し楽しめそう。

 

桜って、どこまでも愛らしいです。

 

 

 

さて、昨日は大雨だったので家事も少なめ。

 

マーマレードを作ろう、と買った甘夏が

 

冷蔵庫でそろそろ限界を迎えそうなので、重い腰をあげました。

 

以前も載せたと思いますが、

 

春の甘夏、初夏の杏、秋の紅玉

 

この三つのジャム作りは私の中でマスト。

 

季節の風物詩なんです。

 

が、他の二つに比べ、甘夏マーマレードはかかる手間がはんぱない。

 

こんな雨の日でもないと、気持ち的にゆっくり作れないのです。

 

 

毎年ネットで砂糖の比率だけ確認してなんとなく作ってましたが

(毎年作ってる割には自分のレシピがない泣き笑い

 

今回は、雑誌『天然生活』のはなさんのレシピが目に止まり初挑戦。

 

まず皮を水にさらす、とのことで興味がわきました。

 

(それでも自分流にアレンジしてしまいましたが)

 

 

今回は甘夏2個半で作ります。半分は食べました)

 

甘夏マーマレードの手間は、なんといっても下準備にあります。

 

最初に外皮を剥いて水にさらしている間に、

 

ひたすら中身を果実と、薄皮と、種に分けます。

(薄皮と種を入れると、とろんとなります(ペクチン))

 

(ここでもちょっとつまみ食いしてます泣き笑い

 

そして次は外皮をひたすら細かく切る。

 

水に浸けていたおかげで皮が柔らかくなっていて、とても切りやすかった!

来年からもこうしよう。

 

 

切った皮を2度ゆでこぼし、1時間くらい水にさらす。

 

 

と、ここまできてようやく火入れです。

 

果実、果汁、軽く搾った皮、砂糖(全体量の50%にしました)、種と薄皮を入れて、弱火で煮込む。

 

(グラニュー糖がちょい足りなくて甜菜糖入れました)

 

途中で蓋を取り、泡が大きくなってきて、とろみがついてきたら出来上がり。

 

 

 

と、書くとこれだけなんですがね、

 

火入れまで3時間くらいかかっています。

 

途中、実を剥く作業をしてると後悔が押し寄せるんですよ。

 

なんで甘夏買っちゃったんだろう、

 

なんで自らこんな苦行を課してるんだろう、

 

買った方が早いよ、

 

ここまでして食べたいのか、自分?

 

って、自問自答してしまうんですよ。

 

 

ところがね、そのうちそういった雑念が消えて…ゾーンに入るっていうんですか?

 

ただ実を剥くこと

 

きちんと分けること

 

皮の形を揃えて切ること、に集中。

 

不思議と作業が苦ではなくなってきて…

 

完成したら達成感でいっぱいになり、気持ちもすっきり。

(同じ現象が鶏肉の下処理でも起こります)

 

 

味見してみたら、皮のほろ苦さと好みの甘さのマッチングで本当においしい。

 

作ってよかったー、ってなりました。

 

美味しくて嬉しくて、疲れも飛んでいきます。

 

もしかしたらこの達成感を味わいたくて、

 

わざわざ手間のかかることをやっているのかもしれません。

 

 

パンにつけたり、ヨーグルトに入れたり、パウンドケーキに入れたり、と

 

すぐなくなってしまいそうだけど、しばらくは楽しめそうです。

 

(2回目作る元気はあるかな…?)