1/19(土)「お江戸の暮らし衣食住~冬」レポート | 太陽と月の結婚

1/19(土)「お江戸の暮らし衣食住~冬」レポート

ジャーン!




すごいお料理でしょ。








今回のお料理~冬



















これは、昨日、半蔵門の「日本の風」で行われた”お江戸の暮らしの衣食住~冬”でのお料理の数々。冬の「食」ということで、お正月のおせち料理を中心にしたお料理を味わいました。こうして眺めるだけでもきれいなのですが、これが食べてみると本当においしいんです。



お料理のメニューは、鰤大根、小鯛と菜の花の昆布〆、烏賊の炊いたん、身欠き鰊昆布巻き、数の子、田作り
、なまこ酢、生麩とか、アワビ、蛤のみそ焼き、煮〆、牛蒡、人参、蝦芋、蒟蒻、椎茸、黒豆、金柑、金団、合鴨焼き 、おから、ご飯 、小柱飯
、ちっちゃな、おみやげ(きんとん)などです。









私実は、このお江戸暮らしシリーズには、初めて伺ったのですが、はじめはお手伝いとして見学させてもらうだけのつもりだったんです。









が、









高月さんから、「見てたら絶対食べたくなるから」と聞き、実際に参加させてもらうことに変更。









よかったです、参加して。だって、こんな素敵なお料理を目の前にして見学だけなんて耐えられなかったですもの。お料理を用意してくださったのは、中村史江さん。「お料理は人柄が出るのね~」と参加者の方もお話していましたが、どれも上品なのに、気取らない優しいお味でした。こんなお料理を作れるひとになれたら…、ん~、ちょっと私には無理ですね。













今回のお料理~冬一部














これは、私の前です。あと、2~3倍くらいはあったでしょうか。ブリ大根なんて最高。とにかくおいしかったです!ごちそうさまでした。幸せ~♪














今回、初めて参加した私、ちょっとどきどき。せっかくの機会なので、着物で参加しました。久米島紡ぎに朱色地の更紗帯を合わせて。っというのも、「衣」のテーマは「更紗」。









更紗って日本だけでなく、世界中を魅了してきた柄ですが、なんなんでしょうね。この魅力。いろんな柄があって個性的だし、なんでも許されちゃいそうな世界観にわくわくします。高月さんが持参した更紗の見本帳をめくっていて、その中のひとつに目が止まりました。そこには、羽を広げたコウモリが。よく見ると、このコウモリの目がとっても愛らしい。更紗って遊び心がいっぱいなんですね。時代を経てもなお新鮮な更紗。もっと好きになりました。









江戸の「住」については、山東京伝(さんとうきょうでん)の著書『四季交加』の冬について。”山東京伝”って、恥ずかしながら私、はじめは「人の名前」ってわかりませんでした。この方、江戸の天才的プロデューサーだったそうです。江戸の人々の暮らしがおかしくユニークで、時にはパロディで描かれていたりして、とっても面白かったです。もっと勉強しよ!













江戸の暮らし衣食住2008冬














さてさて、約2年間続いたこの「お江戸暮らしの衣食住」シリーズは、残念ながら今回が最終回。また、別な機会にお会いしましょ~。










■「お江戸暮らしの衣食住~冬」


 日時:2008年1月19日(土) 14:00~16:30 


 場所:日本の風(半蔵門)







スタッフ(と)




【旧暦:師走(12月)13日】