BS📺【オスマン帝国外伝】シーズン4も、遂に終わってしまいましたねえーん

シーズン1〜4の、全312話びっくりハッ
魅力的なキャスト陣はじめ🤴👸🧔👳‍♂🧕👩‍🦰
🕌トプカプ宮殿での✨豪華なロケ🎥、また📜史実に基づきながらも、泣き笑いドラマチックな📖脚本でドキドキ💗させてらった、🌍世界史の壮麗な大河ドラマでした✨拍手キラキラ


去年書いたブログについての補足と


前回の最後↓から………
 
その後👼魂は、親子👨‍👦‍👦👬でノアの方舟に乗り天国へ向かったのを見て⛵✨
 
「もしかして、バヤズィトの処刑の日に因み、ノアの方舟なの?!⛵ハッ
と📖聖典(コーラン・旧約聖書)の演出に感心し🤔一人で興奮しましたびっくり!
 
というのも、
 
📗「寵妃ロクセラーナ」(澁澤幸子著)では、
🇮🇷タフマースブが、セリムバヤジットを渡した日(処刑した日)は、10月10日☪️イスラム教シーア派の聖日「殉教の日」とありました。
 
「殉教の日」とは、カリフ・フセインが殺された日で、🇮🇷イランでは「アーシュラー Âshurâ」(アラビア語で10を意味)といい
預言者イブラヒムがネムルートの🔥火から救われた日でもあり、
🌕ヒジュラ歴で、ムハッラム月(一年で最初の月)の10日目をさし、
現在でも🇮🇷イランでは、この日は大切にされていてお祝い喪に服す所もあるんだそうです。
 

また🇹🇷トルコでは「アシュレ Ashure」と呼ばれ、その☪️イスラム暦の1月10日、新年が始まり10日目を祝う日らしくお祝い

🇹🇷トルコ最古のスイーツと言われる、その名も『🥣アシュレ』を食べるんだとか😚

 

またこのアシュレの別名が『Noah's pudding(ノアの方舟プディング)』と呼ばれ


⛵ノアの方舟が、トルコ東部のアララト山に🏔🌊⛵ハッ漂着した時、方舟に詰め込んだ食料の残りの🌾ドライフルーツや木の実等🥜🍇で作ったのがアシュレの始まりなんだそうです。

!バヤズィトの処刑はwikipediaによると、1561年9月25日らしく・・・
 和暦と西暦は同じですけど💦、・・・私は☪️ムスリムでないのでよく分かりませんが
 
例えば十字架イエス・キリストの誕生も、アシュレの日、☪️1月10日と言うし………
☦️正教徒のクリスマスは、ユリウス歴の1月7日🎄等、・・・📅太陰暦等のズレなのかしら?と思っていました。
 
すると、この事を書いたブログに

 

 女郎蜘蛛さん が、参考になるコメントを下さったので↓引用させていただきます
……………………………………………………………
 
暦を換算するページで調べてみたのですが、wikipediaでベヤズィットが亡くなったとする1561年9月25日は、ヒジュラ暦で969年ムハッラム月(1月)5日なんですよね。
 アシュレの日の1月10日に近いけど、ちょっと違う…。 しかも、私が頼りにしているトルコ宗務基金の運営しているイスラム百科事典サイトによると、1562年7月23日に処刑とありました。
 これもヒジュラに換算すると、969年のズールアルカアダ月(11月)の11日でこれは全然アシュレの日とかぶりませんね。
 暦も違う昔のことなので日付含め様々な説があるとは思いますが、澁澤さんのソースが気になりますね。
 
 そしてベヤズィットが最期にノアの話をして、船に乗って旅だったドラマの演出も…なんでだろうと、トルコ語で「シェフザーデ・ベヤズィット ノア」「シェフザーデ・ベヤズィット 箱船」とかで検索してみたんですが、何も出てこなくて…。 
トルコで一般的にベヤズィットとノアを関連づけるような伝統があったのかなぁとか思ったんですけど、そうでもないようで。
 ドラマも観てないので、なんで・どういう風にそこでノアの話が出てきたのか分からないですが…謎ですねー。
……………………………………………………
 
と、暦について、とっても詳しく📖調べて下さいました🔍🙇
爆笑すごい! さすがです✨
私では📅ヒジュラ暦の換算や、それに🇹🇷トルコ語も🤷解らないし💦 
どうもありがとうございました✨🙏✨
 
しかし、「10月10日」に結びつくものは見当たらないようでしたが

その後、以前から欲しかった本で、【寵妃ロクセラーナ】の典拠資料に載っていた

📗『スレイマン大帝 オスマン帝国の栄光』

を購入し🛒、バヤジットの最後について読んでみると……

 

「引き渡しの時期は、シーア派回教徒が正統カリフ=アリーの子フセインの殉教を記念して毎年挙行する厳粛な式典日と決められた。

 

かくて1561年に、バヤジットはカズウィンで処刑されたが、その運命はイラン人の同情をいたく惹いたので、当日はフセインを哀悼する式典を一時中断したともいわれている。」

 

 とありました。


日にちについては書いてないので、10月10日は依然謎のままですが💧(ここは10を重ねた創作だったのかしら?)

フセインの殉教を記念して毎年挙行する厳粛な式典日

とあるので、ドラマの演出は、やはりバヤジットの処刑は、アシュラーの日で、⛵ノアの方舟が出てきたのかな?と思うことにしました(笑)


先程の本は 

📕『スレイマン大帝 オスマン帝国の栄光』として半世紀前(!)に出版されていたものを(清水書院 1971年)、その後

📕「オスマン帝国の栄光とスレイマン大帝」 (清水新書)として 1984年に刊行し(澁澤幸子さんはこれを典拠)、

その後、表記等一部を改めて2018年に復刊したもので(私が探した時はどこも在庫無し😓)、

私の買ったのは2020年発刊の第2刷です。


この著者の三橋不二雄氏(1909年 - 1999年)は、既に他界されていていますが、

例えば出版された後に「イブラヒムとハディジェは、実はハートブレイク結婚していなかった」等の新発見の事実があったように、他にも新事実もあったでしょうが、

ドラマでの⛵ノアの方舟の演出も、何かしらアシュレについて、記録があったからではないかと思われます。(あくまで持論)


Şehzade BayezidのWikipediaでも、特に見当たらなかったし(私の読解力不足?)

 …他の本を色々読み返し探しましたが、バヤジトの処刑に関しては、詳しく触れているものも無いので……😅



そして📺ドラマでは、バヤジットが処刑され、ノアの方舟⛵に親子5人で乗った後に、90話で
いきなり🇭🇺シゲトヴァルを陥落したシーンが出てきて
大宰相になったソコルル・メフメトが、感慨深そうに
「陛下もお喜びになろう」と🎪天幕に入り

陛下のお望みが叶いました」と遺体に報告すると、既に、スレイマンの遺体から……
臓器を取り出すシーンがありました。

そして、セリム先帝の崩御した日が出てきて歴史の転換期を感じさせ、
🦅鷹匠頭のイブラヒムラブ特別出演ラブラブ

そしてバヤズィトの死から5年後の🌛ラマザンから始まり
…91話、92話、物語が進み、そして最終話の最後は、魂はイブラヒムに導かれ?魂
シゲトヴァルを🔥焼き尽くす景色を眺め、自分の玉座に座り、幕を閉じましたが、

去年書いたブログでは、この🇭🇺シゲトヴァルのシーンを

数ヶ月前、 
「このスレイマンの遺体のシーンが、Huluでも、トルコ語版をYouTubeで確認しても、最終回では無かった」と、コメント💬下さった方がいらしたのですが、
私はHuluでこの時(90話)のシーンを見てブログを書き、
今回BSでも、おそらく90話で出てきていたと思います(…見たけど…録画してないので💦最近、記憶に自信がない…💧?)

あと🧠臓器の取り出しも、字幕や説明はありませんでしたが、
スレイマンの心臓、肝臓、その他の臓器はシゲトバール郊外のトゥルベックに埋葬されたらしいので、
このシーンを見て「…ホントに?!びっくりピリピリこれがそうだったの?!」と、思ってそう書きました………
その数年後、敵に荒らされたりはあったようですが…………

新・オスマン帝国外伝〜影の女帝】でも、最終回の数話前に、👸キョセムの最後のシーンが1分くらい、突然織り込まれて、話が続いたので、📺Muhteşem Yüzyılシリーズの演出なのかしら?
 


ところで、書きながら思ったのが「10(アシュラー)」と言うと、

👑スレイマンが即位した時、母后様が未来を🔮占星術師にみてもらったところ

 
『ヒジュラ暦10世紀に即位された
 第10代皇帝スレイマン陛下について
 我々の10本の指、10本の足指
 コーランが10番目の月に
 10章 下されたこと
 そして十戒の10
 イスラムを流布した10人の弟子
 これらは第10代皇帝の安全性を示す
 彼こそアッラーの地上の使徒

 日出る地より、沈む所まで支配する
 100年に1人の、この偉人は、
 多大な軍事力と権力にて
 国を治めるであろう』

と言われたシーンがあり、☪️「10」は意味深いと思った事がありました。
 
👑スレイマンは、男兄弟がいなかったため、兄弟殺しに悩まされることもなく👑即位しただけでも🧧幸運だったと思いましたが、

父帝のまじかるクラウン冷酷王セリムが、エジプトをはじめ、かなり🗺国土を拡大し、脅して(?)いたこともあり、🤴若くして即位したスレイマンは、その輪郭をなぞるというか、馬馬馬領土侵攻にしてもかなり恵まれていましたし、

最後も、民からは不満は出ていたものの💧
輝かしい時代を築いた事実はこうして残り

出征自体も奇跡といわれましたが、🤪セリムが言ったように
逆だ、いかにも我が父。
 スレイマン皇帝らしい✨  父上は
 果てしなき領土を征服した世界皇帝
 祭りに向かわれるかのごとく、
 死に向かわれた🐎
またスンビュルも、出征の時のスレイマンの表情を「とても幸せそうな顔」と言っていましたし、
最後を⚔️戦場で静かに迎えるなんて

(処刑された皇子達を見た後では尚更ムカムカ)、理想的な君主の終わり方で、🧿強運なんだと思いました。

 ✨👑✨👑✨🧿アーミン🧿✨👑✨👑✨

最後に……【Kösem】シーズン2の⚠️ネタバレになってしまいますが……
(放送はまだ先だと思うので、その頃には忘れてる?💦)

キョセムにも🤴バヤジト皇子が登場し、史実とはちょっと違う形でしたが、結果的に🎗処刑されてしまいます。

そして、亡命せずに宮殿で亡くなる時に

「歴代 バヤジト皇子はいましたが…
 しかし、その中でも特に忘れられない
 あるバヤジト皇子がいます
 🇮🇷イラン人に庇護を求め、
 数々の駆け引きに使われ
 最後は子らと共に殺されました。
 国家の反逆者とされた……」
 と、最後に🤴バヤジトに触れ

「異国の地で死ぬなら、
 自分の宮殿で死ぬことを選びます」
そう言い終わると、弟達の目の前で処刑されました。

そして史実は、キョセム時代のバヤジト事件を伝え聞いた🇫🇷フランスの劇作家ラシーヌが、
悲劇『バジャゼ(🇫🇷バヤジッ)』を書きあげ、1672年から上演されたそうです🏤

以上、
二人の悲運なバヤジト皇子達の最期でした。

✨🤴✨🤴✨アーミン✨🤴✨🤴✨