ロットネスト島のクオッカ | kyupinの日記 気が向けば更新

ロットネスト島のクオッカ

 

今日は西オーストラリアのロットネスト島に生息している有袋類、クオッカを紹介。クオッカはクオッカワラビーとも呼ばれ、ワラビーの種類である。野生のクオッカはおそらくこの島にしかいない。一見、ネズミのように見える。上のクオッカは人が住むセトルメントで撮影。

 

 

初めてこの島を訪れた人は、この島はなんてネズミが多いんだ!と驚いたらしい。歩き方がカンガルーやワラビーにそっくりで、歩くとワラビーなのがすぐにわかる。

 

 

 

 

ロットネスト島は東側にフェリー乗り場や観光客向けのショップ、レストラン、ホテルなどがあり、その狭い地域はセトルメントと呼ばれる。その人間の住む狭い地域にも上のようにクオッカは住んでいる。この地域のクオッカは人間が捨てた食物などを食べるため、寿命が3年と短いらしい。セトルメント以外の地域は荒涼としており、食べ物もあまりないように見えるが、この辺りの草などを食べているクオッカは、寿命が8年くらいあると言う。

 

 

この寿命の差を見ると、いかに食事が大切かわかる。

 

 

ロットネスト島から見る海。パースの沖合に位置しフェリーで行ける島である。空も海も素晴らしいが、南半球は近年、オゾン層の破壊が進み空にオゾン層の巨大な穴があると言う。パースは地中海性気候と言われるが、砂漠の如く暑い。日焼けをしっかり塗っているのに、膝や太もも辺りが熱傷のように発赤。顔や足の乾燥もひどくカサカサになった。ロサンゼルスやラスベガスに行った時のようにワセリンが必要である。ヘパリンスプレーでも良いと思う。

 

 

海の透明度が素晴らしい。保護地域で人が住まない場所と言うのもあると思う。

 

 

ここは自転車が見えるが保護地域である。自転車や徒歩で道を歩いて観光することはできる。バスも通っており、疲れた時はバスにも乗れる。

 

 

黒っぽい色のクオッカと茶色っぽい色クオッカがいる。

 

 

おじさんが木の葉を与えているところ。このように、いかにも栄養価が低そうなエサを食べている。しかもこの方が長生きできる。

 

おじさんがスマホを上に向けて撮影しようとしているのは、あの位置だと、「世界一幸せな動物」の写真が撮れるからである。

 

 

ちょっと笑っているように撮れるらしいが、なかなかうまくいかない。

 

 

普通のワラビーより更に小さいサイズで、大きいクオッカを見ることはなかった。

 

 

このフェリーで島に渡る。