今後の新型コロナワクチンについて | kyupinの日記 気が向けば更新

今後の新型コロナワクチンについて

最近、定点観測で新型コロナ感染者は増えているようである。日本は冬と夏に新型コロナ感染者数がピークとなる。新型コロナウィルスはさほど弱毒化はしていないようなので高齢者や免疫に脆弱性のある人たちにとって未だに重大な感染症だと思う。

 

最近、60歳前の看護師さんが新型コロナの2回目感染をしたが、39℃まで発熱したりと初回の感染より遥かにきつかったそうである。

 

さて、次回の新型コロナワクチンは11000円くらいの価格(病院の購入価格)になるらしい。そのため、実際に病院やクリニックでワクチン接種を受けると、多少利益が上乗せされて15000円前後は必要と思われる。

 

果たして、15000円も支払ってワクチンを受ける人がいるのか?と言う疑問は湧く。

 

さて、精神科病院の入院患者さんは、脆弱性のある人たちなので、なにがしか助成があると思われるが、具体的には決まっていない。一時、7000円くらいになりそうと言う真偽不明な情報もあったが、もしかしたら助成されて実費7000円になるのかもしれない。

 

このような状況なので、今のところ入院患者さんに接種はできない。有料となると、家族の希望も聴かねばならず、面倒な段取りも必要な見通しである。

 

どのくらいの職員が有料のワクチンの接種希望をするか不明だが、もし15000円だと希望者は激減すると思う。

 

ほとんどの職員が接種をしないとしたら、そういうワクチンを患者さん(実質その家族)に勧めるのは難儀な話である。

 

今の新型コロナワクチンは極低温で保存しなくても良い仕様なので、冷蔵庫などで2週間くらいは持つらしい。

 

今回、どの程度の助成が出るかにより、国の新型コロナ感染症への防疫的なスタンスがわかると思う。