深夜に診断書を貰いに来ること
ある日、輪番日の深夜2時頃、ある若い人が診断書を貰うために来院した。
どうやら深夜の仕事をドタキャンし、上司が激怒して「お前精神科に行って来い」と言われたために来院したようであった。
本人は、上司から言われたことを真に受けて来院したのもあるが、おそらくどうして良いかわからず、それくらいしか思いつかなかったこともありそうである。
本来、輪番日の精神医療はこのタイプの来院を想定していない。
その理由は本人には切迫した精神症状は何もないこと。輪番は救急の精神医療であり、翌朝、普通に精神科に受診すれば十分だからである。
参考