ストラテラのジェネリックの話 | kyupinの日記 気が向けば更新

ストラテラのジェネリックの話

 

今日はジェネリックのストラテラ(アトモキセチン)の写真をアップしてみた。上の写真では、向かって左側が先発品のストラテラ40㎎カプセル、右側がアメル(共和薬品)のアトモキセチンである。

 

同じ青のカプセルでかなり似ている。薬価は大違いで、先発品の20㎎カプセルはなんと460円くらいする。ところがアメルの40㎎カプセルは、183円くらいと半額以下である。

 

ジェネリックのアトモキセチンがあまり流通しなかった理由は、原薬の不足から出荷制限がかかっていためである。

 

 

数社のアトモキセチンを並べてアップしている。向かって左端から、アメル、サワイ、日医工、トーワ、タカタである。この名前のサインがどの製薬会社なのかは省略。

 

 

カプセルの40㎎は先発品と同じく青で統一されている。

 

 

驚くことは、なんと錠剤のアトモキセチンがあること。錠剤は白だが、会社により形状は楕円形と円形がある。

 

現在、同じジェネリックでも錠剤の方が若干高い。それは何らかの技術が介入しているためと思われる。しかし、一般にカプセルより錠剤の方がコストが安いので、将来的には逆に錠剤の方が安くなる可能性が高い。

 

ストラテラは向精神薬でもかなり高価な薬である。ストラテラのジェネリックがようやく流通し始めたことは、医療費削減の点で、非常に良いことだと思う。