2016年紅白歌合戦及びリンキンパークのことなど | kyupinの日記 気が向けば更新

2016年紅白歌合戦及びリンキンパークのことなど

今年最後は精神科関係の記事にしようと思ったが、今、帰省しておりまとまった記事が書けるほど時間がない。また、久々に紅白歌合戦を観ているので普通の日記をアップすることにした。わかっている人もいると思うが、このブログは2回続けて精神科に無関係な記事をアップすることは滅多にない。

 

今回の紅白はザ・イエロー・モンキーが出ると言う話なので、楽しみにしていた。ところで、RADIO FISHというグループに、オリエンタルラジオが混じっているのを発見。嫁さんの話では、結構ヒットしていると言う。彼らのネタはラップだが、楽曲もラップであった(よく考えると、その方が自然なのだが)。彼らはややすべり気味のネタが多いので、バンドとして紅白に出場できるほどなら、その方がずっと良い。

 

ラップというと、どうもリンキン・パークの楽曲を思い出してしまう。

 

Numb

 

リンキン・パークは1996年にアメリカ、カリフォルニア州で結成されたオルタナティブロックバンドだが、ラップ系の楽曲も多く、インターネットとともに発展した経緯がある。彼らのロックは、平均的なロックバンドが使う汚いワードが含まれておらず、子供が単独でCDを購入できるバンドである。(アメリカでは子供だけでは買えないCDがあるが、そういう歌詞は彼らは意図的に入れていない)。

 

リンキンパークは最初の頃はスーパーゼロというバンド名だったが、その後、ハイブリッドセオリーに改名する。バンド結成初期、ほとんど観客が集まらず人気がなかった。ある時、ボーカルが脱退しボーカリストを探していた。その際にカリフォルニア州の隣のアリゾナ州で、ある程度活躍していたチェスター・ベニントンに目を付けるのである。チェスター・ベニントンは驚異的な歌唱力があり、彼らの成功は彼に負う部分がかなり大きい。当初、チェスター・ベニントンは既にアリゾナ州である程度成功していたことと、結婚したばかりだったこともあり、ロサンゼルスへの転居はあまり乗り気ではなかった。

 

ハイブリッドセオリーはなかなかレーベルと契約を結べないでいたが、やっとワーナーと契約に漕ぎ着ける。ワーナーはハイブリッドセオリーは既にその名前のバンドがあったため、バンド名の改名を命じた。その後、チェスター・ベニントンがいつも通りかかるサンタモニカの公園(LINCOLN PARK)の名前の綴りを少しだけ変更し、LINKIN PARKとするのである。

 

リンキンパークのメンバーはオリエンタルな印象が強い。その理由は、実質的なリーダーのマイク・シノダが日系なことと、DJのジョー・ハーンが韓国系?であることもあるのだろう。マイク・シノダはヴォーカル、ギター、キーボードを担当しているがラッパーでもある(この説明はちょっと変だけど)。

 

 

上は、リンキンパークとJay‐Zとのライブ。これはDVDとCDが発売されており内容も素晴らしい。最初にアップしたものと同じ楽曲だが雰囲気はずいぶん違う。

 

In the End

 

リンキンパークとしてのデビューアルバムは、ハイブリッド・セオリーと名付けられたが、傑作だと思う。シングルカット可能な楽曲が多くある。上の.In the Endもその1つである。

 

ハイブリッド・セオリー

1.Papercut
2.One Step Closer
3.With You
4.Points of Authority
5.Crawling
6.Runaway
7.By Myself
8.In the End
9.A Place for My Head
10.Forgotten
11.Cure for the Itch
12.Pushing Me Away
ボーナス・トラック(日本盤)
13.My December
14.High Voltage

 

Points of Authority

 

こういうアニメ的なPVが子供向けっぽい。

 

Crawling

 

アルバムからの2ndシングル。2002年のグラミー賞ベスト・ハード・ロック・パフォーマンス部門を受賞。

 

New Divide

 

2009年公開トランスフォーマー: リベンジの主題歌。この楽曲はこの映画のために作られたという。

 

ではもう少しでザ・イエロー・モンキーが出てくるので、正座して準備。

 

(今年の記事はこれで終わりです)