なぜベンザリンは90日処方できるのか? | kyupinの日記 気が向けば更新

なぜベンザリンは90日処方できるのか?

2008年4月から眠剤、抗不安薬は30日処方が可能になった。これは精神病院協会が国にずっと働きかけていたこともあったものと思う。

このようにして、ハルシオン、レンドルミン、ロヒプノール、ユーロジン、ドラール・・などの睡眠薬及びデパス、ワイパックス、レキソタン、セパゾン・・の抗不安薬も30日処方できるようになった。

こういう風に長期間処方可能になると、実は医療費削減になるのである。(14日ごとに再診しなくて良いため)。

ところが眠剤のベンザリンは90日処方可能である。

ベンザリンだけでなく、リボトリール、セルシンも90日処方可能。これらはきっと抗てんかん薬としての適応もあるからであろう。

なお、メンドンは例外的に14日までしか処方できない。(ラボナも同様)。

一方、このような制約のないパキシル、リフレックスは無限に処方可能である。(過去ログ参照)。

(読者さんの指摘通り、デパスは特別な扱いで処方制限がないようです。)