引っ越し・手術前の説明(’83,3⑦) | 昭和に生まれた心臓病の子の母の日記

昭和に生まれた心臓病の子の母の日記

44年前に先天性心疾患(肺動脈閉鎖を伴うファロー四徴症)を持って生まれた子(きゅう)を育てたきゅうの母が記した闘病育児日記を公開。
どこかの、誰かのためになるなれば幸いです。

※これは1980年に先天性心疾患で生まれた女の子の母親が当時付けていた日記です。
時を経て、どこかの誰かの支えになると幸いです。


 

4月19日 

引っ越しが重なり、日記をつける時間的余裕がなかった。

※以降過去を振り返って記載したもよう。

 

 

 

3月31日

手術が4月12日に決まったことを聞く。

(日にちが空いてるので)外泊してもいいとの事なので

引っ越しもあり、病院に来れそうにもないので4月1日の夕方から連れて帰る。

今回(の外泊は)1日長く、4月6日まで。

 

 

 

 

4月8日

手術の説明。Y先生、K先生。

今回は4m/mの人工血管を入れるとの事。

前回の手術のあと血管はあまり大きくなってなくて

血が流れていない状態

手術そのものが大変困難でこのままでいけば

根治手術もできないかも知れないとの事。

きゅうの将来的展望はあまりよくないらしい

 

今回の手術の結果もあまり期待できないようであれば

もう1回今度は心臓から直接人工血管を入れ

肺動脈につなぐそうだ。

 

とにかく肺動脈が成長しないと本地ができない

すると、きゅうに将来はない。

今回の手術で何とか元気になってくれれば良いのだが。