カテーテル検査(’83,3③) | 昭和に生まれた心臓病の子の母の日記

昭和に生まれた心臓病の子の母の日記

44年前に先天性心疾患(肺動脈閉鎖を伴うファロー四徴症)を持って生まれた子(きゅう)を育てたきゅうの母が記した闘病育児日記を公開。
どこかの、誰かのためになるなれば幸いです。

※これは1980年に先天性心疾患で生まれた女の子の母親が当時付けていた日記です。
時を経て、どこかの誰かの支えになると幸いです。


 

3月8日

朝の8時15分頃病室へ行くともう処置で点滴が始まりますいが打たれていた。

8時45分 検査室。

11時45分頃戻ってくる。

もう目がさめている。

「お茶!お茶!」と泣くので50㏄飲ませる。

まだ泣くので牛乳を50㏄

しばらくしてまたお茶と泣くので50㏄

本当は検査の後はあまり飲食物はやってはいけないのだが

激しくなくので、看護婦さんも少しづつならとの事。

朝・昼と絶食なのでお腹もすいてるらしく

プリンを1個あげる。

吐く様子もなく順調なので

おやつ(多分病棟で出され15時のおやつ)も食べる。

前のカテよりはずっと元気で起き上がって座るときかない。

思ったよりは元気でこっちが困ったぐらいだ。

お腹いっぱいになり6時過ぎ寝付いたので後は看護婦さんに頼んで帰る。

 

小児循環器外科回診

T先生がもう一人の先生に

もう片方のブラロックが可能かどうかと話されていた。

 

 

 

 

 

3月10日

今日は又一段と元気であった。

手術が四月に決まれば良いのだが

きゅうちゃんもう少しのしんぼうだ!!

 

※母は5月末頃出産を控えてた。

母はこの頃、手術をすればとっても元気なると思っていた。