10倍強の抗生物質(’83,1⑤) | 昭和に生まれた心臓病の子の母の日記

昭和に生まれた心臓病の子の母の日記

44年前に先天性心疾患(肺動脈閉鎖を伴うファロー四徴症)を持って生まれた子(きゅう)を育てたきゅうの母が記した闘病育児日記を公開。
どこかの、誰かのためになるなれば幸いです。

※これは1980年に先天性心疾患で生まれた女の子の母親が当時付けていた日記です。
時を経て、どこかの誰かの支えになると幸いです。


※しばらくの間『敗血症』に触れる記載が続きます。
敗血症についてマイナスな事情ありの方はブラウサバックして下さい。



1月8日

アイスクリームを買って行く。

ほとんど食べる。

酸素テントは嫌がるのでビニールをあげ、酸素だけ流している。

3時のおやつにシュークリームを持ってきてくれたらすぐに食べ始める。

 

ご飯もまあまあ。

でも水分がまだ

ご飯とおかずを離乳食用のつぶしたやわらかめのものにしてもらう。

 

Y先生が来てやはり細菌性の熱で、血液の中にバイ菌が見つかったとか。

10倍強の抗生剤を使いこれから慎重に治療に

長くかかりそうだ…と言われる。

 

バイ菌のおかげで敗血症にかかり

これだけひどい状態になったのとか

今のところ頭とか心内膜炎の方は何とも言えないが

バイ菌の種類にもよるとか

 

でも体の方はまだしんどく

私に抱かれっぱなし ウトウトしている

ご飯もどうにか少々

熱の方は少し下がって微熱程度

 

でも思っていたもののバイ菌による熱だったとは

ショックでした。