連れて帰れるものなら連れて帰りたい(82,4⑫) | 昭和に生まれた心臓病の子の母の日記

昭和に生まれた心臓病の子の母の日記

44年前に先天性心疾患(肺動脈閉鎖を伴うファロー四徴症)を持って生まれた子(きゅう)を育てたきゅうの母が記した闘病育児日記を公開。
どこかの、誰かのためになるなれば幸いです。

※これは1980年に先天性心疾患で生まれた女の子の母親が当時付けていた日記です。
時を経て、どこかの誰かの支えになると幸いです。

 

 

 

4月21日

外科回診。

順調に血管は動いているとの事。

昼食は全く食べていない。ので夕方はよく食べた。

 

看護婦さんはよく食べさせて欲しい。

 

最近は夜帰る時はなかなか寝つかない。

すきを見ては黙って帰るのだが、今日は本人も警戒して私の姿が見えなくなると泣き出す。

 

早く退院したい。

早く家に連れて帰りたい。

そうすればかえって元気になるんじゃないのかな。

 

 

 

 

4月22日

セキが日増しに強くなっているようだ。