この時間が一番辛かったように思います。
とにかく口腔内と口唇の乾きが尋常じゃない。
眼はガーゼで圧迫固定されているので動かないけど、その固定の中で瞬きしようとすると、チクチク痛みます。
ナースが「1時間したら水を…」と説明してくれたけど、その1時間がとてつもなく長い。
ウトウトしてても点滴してるからトイレも行きたくなるし…少し我慢してたけど、限界越える前に訴えました。
「ちょうど一時間経ちましたね。トイレ行って戻ったら水を飲みましょう
」
」水⁉























砂漠のなかで水を求めている自分への天使の声
に感じました。

に感じました。いや、ホントに
そうなったら早く排尿を済ませて水を飲みたいのに、これまたトイレが一苦労

なにせ見えないから、点滴台持って、支えられ
「はいここで右に、はい足もと気をつけて~ここでくるっと回って、ここが手すりですよ」
という感じ。
そうこうして、再びよちよち歩きでリカバリールームに戻り、待望の水分摂取



「ゆっくり飲んでくださいね」と、ナース。
私の嚥下状態を確認する。
ガブガブ飲みたい心境だけど、ここでむせて、安静時間が延長されたらもとも子もない

ゆっくりと何口かに分けて全量摂取

ただの水だけど、冷たくて今まででサイコーに美味しいお水でした。
喉がカラカラのほかに、吐き気もありました。
しかし、ここで吐いて安静時間が延長されたらもとも子もない
←しつこい
←しつこい
ゆっくりとゲップを出していったら、吐き気は治まりました。
水を飲んだ後は、もう一時間安静にしたら帰宅可能です。
全身麻酔の手術は、いつの間にか終わっちゃうけど、意識が回復してからの術後がいろんな意味で長くて辛い…
眼自体の痛みは「時々チクチク」程度です。
とりあえず「早くホテルに帰りたい
」

」そんな気持ちでいっぱいでした。
つづく
