「シータ波と扁桃体が効率化のカギ」
進化の過程で自然淘汰されてきた記憶の性質を利用することは、
生物学的にも理にかなったもので、脳への負担も少ない方法です。
対象に興味を持つことと喜怒哀楽の感情を絡めて勉強するのです。
テスト前は不安感や緊張感が、一時的に高めているので、
大量の知識を詰め込むことも可能となりますが、
多くの難点があります。
余裕のありすぎるスケジュールもやる気が減退します。
このようなストレスやマンネリ化は記憶力の大敵となります。
生物や動物の危機感が記憶力を上げます。
まずは、危機感を感じる空腹時に脳の記憶力が上昇します。
食後は胃や腸に血液が集中するので、頭脳活動は低下しがちです。
同様に、室温の寒さに危機感を感じます。
ですから、室温は少し低めのほうが集中力が高まります。
勉強効率を上げるために、これは重要なポイントとなります。
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編集後記
今回で脳の仕組みと科学的勉強法シリーズは終了です。
次回から、また少し違った視点から、
記事を書いていこうと思っています。