今日からは、具体的な勉強の仕方について考えてみます。(第67号)
具体的な勉強の仕方は2通りしかない?
「うちの子小学生まではテストで80点くらい取れてたんだけど、
中学生になったとたんガタ落ちで、平均点が取れなくなってしまって。」
詳しく話を聞いてみると、各教科内容が濃くなったし、量も多いし、
どう勉強したらいいのかわからない。というのが大半です。
あなたのお子さんはどうですか?
中学になると国語・数学・理科・社会・英語の主要5教科に加えて、
保健体育・美術・音楽・技術家庭の4つの副教科もついてくる。
9教科もテストをこなさなきゃいけないから、
とても大変に思えて、投げ出してしまう生徒が多いです。
でも、教科数は「9」ですが、具体的な勉強の仕方というのは、
煎じ詰めれば2通りしかないんです。
そしてこの2つをこなしていけば、テストで得点を上げることは簡単だし、
オール5を達成することもできるわけです。
ではその2つを見ていきます。
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勉強の仕方(1)
暗記型の学習
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「暗記」というと、ただひたすら覚えるとか、詰め込み教育みたいな
イメージがあって、否定的な人がいるかもしれませんね。
ここでは詰め込み教育が良い悪いの話はいったん置いておいて、
現実問題として、受験で合格するには暗記的要素が必要です。
例えば国語の漢字。英単語。
社会なんてほぼ100%が暗記と言っても過言ではないですね。
社会というのは知識の積み重ねですから、
知っているか知ってないかで得点に差がつきます。
そして受験では合否が決まります。
だから、志望校から合格通知を受け取りたい人は、
イヤでもある程度は知識を積み重ねなければなりません。
つまり、暗記しないといけないわけです。
成績不振の生徒というのは、この暗記型の学習の部分で
得点できてないんですね。
暗記型の学習の範囲は、知識=得点になりますから、
やればそのまま点数が取れるわけです。
しかし、自分は頭が悪いからといって、
やる気がしないという子がいます。
あきらめてはいませんか?
もう一つの勉強の仕方は次回にします。
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編集後期
梅雨ですが、雨が少ないように感じます。
最近は毎日のように、学習塾や予備校の夏期講習の折込みチラシが入っています。
いよいよ夏本番が近づいてきました。
受験生はもちろん、学生はみんな夏休みに勉強したいところです。
朝や夕方の涼しい時間を有効に利用していきたいですね。