基本は理解してから覚えよう。
繰り返して練習するよりも、
さらに忘れにくい方法それが『理解する』ことです。
そのためにただ暗記するのではなく、
常に「なぜそうなるのか」
考えるようにしましょう。
理由がわかれば「なるほど!」と納得できます。
このように納得して憶えたものは単純な暗記と違って、
忘れる率が大幅に低くなります。
特に中学生から高校生にかけて脳の発達段階が
単純な記憶から理解し納得する記憶へ移行して行く時期なので、
理解し納得する学習は非常に合理的で効果のある勉強法なのです。
さらに、
理解し納得する学習が身につくと達成感があって、
勉強の面白さが分かってきます。
時間はそんなに長くなくても必ず毎日勉強する習慣をつけて、
学校や塾では常に「なぜ、そうなるのか。」を考えて授業を受けましょう。
授業のときには、自分が納得するまで考え、
先生に質問したりすることも必要です。
もちろん授業の説明だけで理解できないこともありますが、
そんな場合は、
理解させてもらうのを待つのではなく
自分で納得するまで考えることが大切です。
さらに質問ができる環境であればどんどん質問しましょう。
また、授業のときのノートは
あまり「綺麗に書くこと」に力を入れないようにしましょう。
「板書や先生の言うことをメモするモノ」と考えて
復習のときに自分でかろうじて読めるくらいで構いません。
その分説明を聞く、考えることに力を入れてください。
出来るだけ、先生の話を全部書き込んでいく、
そうすると、
余談やこぼれ話なども書き込んでいきます。
すると、それが記憶を呼びさます契機となることがあります。
ノートはきれいにではなく、しっかりと取りましょう。
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編集後記
サッカーアジアカップが終わりました。
サッカーのアジアカップ決勝で日本は、
オーストラリアに延長戦の上1-0で勝ちました。
ザッケローニ監督が
日本代表監督に就任してから間もないですが、
早くも結果を出してすごいと思いました。
監督と選手がお互いに信頼し合っていて、
監督が選手を良く理解していて、
采配がみごとに的中している様子が伝わってきました。
言葉の壁を乗り越えて、
コミュニケーションをうまく取れているのが、
素晴らしいと思いました。