国語の問題を解くときに意識すべき点があります。
1.文字は楷書で正しく丁寧に書く
字は上手でなくていいので、 丁寧に書くようにしてください。
そうでないと、正解を書いたつもりでも、読めない字だと×になります。
文字は楷書で正しく丁寧に書きましょう。
2.問題文をしっかりと読むこと
「適切でないものを選びなさい」「あてはまらないものを選びなさい」
「適切なものを選ぶ」問題がほとんどですが、
「適切でないもの」と書いてあっても、
ついつい思い込みで適切なものを選んでしまいます。
こういった「~ないのもの」という言葉は、
見落としやすいので、気を付けよう。
「すべて選びなさい」
普通は解答を選ぶ場合は、1つを選ぶのですが、
中には、個数を指定している場合があるので注意してくださいね。
特に、「すべて」と書かれている場合は、1つとは限らないので、
チェックするようにしてください。
対策としては、設問のところに必ず線を引くようにしてください。
3.条件を守ること
入試問題では、この条件が設問を答える上でのヒントになります。
ですから、設問を読むときには、この「条件」を丁寧に読んでいくことになります。
また、指定した条件がなくてもの設問に忠実に答えていく必要があります。
例えば、「どういうこと?」と聞かれたら、「~ということ」
言った感じです。
具体的な話をすると、『○○』という語を使って」
必ず指定された語句を使って答えましょう。
「文章中の言葉を使って」
→文章に書かれて言葉を組み合わせて、答えを作ります。
「~はなぜか。」
→答えの最後を「~から。」
「~はどんなこと(意味)か。」
→答えの最後を「~こと(意味)。」としましょう。
「漢字○字で」「記号で」
→日ごろから、漢字を書くようにしてください。
また、記号で書くべきところを、
記号で書かない人もたまに見かけますので、注意しましょう。
漢字の書き取りは「送りがな」を書くのかどうかにも注意してください。
4.字数に注意しよう
「○字で抜き出す」
→ちょうどその字数で、そのまま書き写します。
「○字以内で答える」
→その字数の80~100%で書くこと。
オーバーしても少なすぎでも減点されるので注意が必要です。
「○字程度で」
→その字数の90~110%を目安にしてください。
「句読点も一字に数える」
→「。」「、」(句読点)や「!」「?」かぎかっこなども一字として数えます。
5.必ず採点基準を意識する
最後になりますが、記述式で大切なのは、必ず「採点基準を意識する」
ということです。通常の学校の入試問題は、
テストを作った出題者と、採点する先生とは異なります。
また、当然受験生が多くなると、先生も複数で採点することになります。
その際に記述式の場合の問題は、
「必ず採点者にバラツキが出ること」です。
そのために、記述式の場合は、必ず採点者のために
「採点基準」をつけていますので、それを意識すると正解率が上がります。
例えば、
「○○という言葉を含むと 4点」
「××という言葉を含むと 4点」
という具合です。
この点に注意すれば、無駄に点数を落とさなくて済みます。
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編集後記
山陰地方の雪は、今月いっぱい続くようです。今日も雪が降ったりやんだりしています。
とても寒いので、家から出たくなくなります。車の上に積もった雪を落とし、エンジンを掛け、曇ったガラスが晴れるまで、5分は掛かります。