目をつむっても眩しいのは
見えてしまうものが多すぎたから
耳を塞いでもうるさいのは
聴こえてしまうものが多すぎたから
服を何枚かさねても痛いのは
感じてしまうものが多すぎたから
慣れてるからって
痛くないわけじゃなくて
慣れてるからって
辛くないわけじゃなくて
慣れてるからって
平気なわけじゃない
勇気を出した後悔
もう
二度とそこに幸せな声は響かないかもしれないけど
そこにかけてたキモチは
いつもいつも本当だった
悲しいくらい本物だった
なれてるから
もう痛くない
なれてるから
もう辛くない
なれてるから
もう