ただ、そこには明日、クレープ食べたい。いつまで待っても終わらないから。確かにそこにあるのに、いつまでも焦点が合わない。戻れないし戻せないし戻りたくない。そんな感じで時は離れてゆく。解き放たれることもなく。集めすぎた色は、黒く重なり沈んで見えなくなり、集めすぎた光は眩しく黙って見えなくなる。そうして後には、ただただ沈黙。