蚊に刺された足と今日を生きる奇跡 | きゅっきゅ8のえんがわで

きゅっきゅ8のえんがわで

人生は演劇だ。社会劇場、世間の目を観客に、何者かを演じて生きる。無限大の可能性を信じて、制服に征服されぬよう、着たい服をまとい息をする。こころの店、きゅっきゅ8(きゅっきゅや)のえんがわで、うたたねしながら感じる音や光。
ゆき過ぎる日常をたねに、うたう。


立ち止まったり、歩き続けたり、走ったり

どれが正解かは分からない

これが正解って言う人もいて

違うよ、こっちだよって言う人もいて

自分の自信は、ふらふらしそうになるけれど

ただ、光のある方は、何となく分かっていて

自分が影をつくっているのか

自分が陰になっているのか

それが分からなくて

いつも大切なのは

手に留めておけないもので

それが、誰かの手に留めておけないものと繋がってたりする

信じたり

疑ったり

信じない方がいいよって言われたり

疑うなんて良くないよって言われたり


眩し過ぎて暗すぎて
やっぱりよく見えなくて

だけれど

色々なものと繋がって

それらを通して、また誰かと繋がって

こうして生きている今

そんな今は

やっぱり奇跡だなと

さっき蚊に刺された足が、赤く、かゆくなっていくのを見ながら思うよ