それが本当の幸せで | きゅっきゅ8のえんがわで

きゅっきゅ8のえんがわで

人生は演劇だ。社会劇場、世間の目を観客に、何者かを演じて生きる。無限大の可能性を信じて、制服に征服されぬよう、着たい服をまとい息をする。こころの店、きゅっきゅ8(きゅっきゅや)のえんがわで、うたたねしながら感じる音や光。
ゆき過ぎる日常をたねに、うたう。


例えば

誰かに何かを求められて

自分がそれを与えられるとして

でも、それを与えたところで
自分が求めるものが何も得られないならば

それは、幸せではないのかもしれない


自分が与えた何かによって、相手が幸せになることが

自分が求める何かならば

それは幸せなのかもしれない


けれど、その幸せのために、別の誰かが傷ついているならば

求められている何かを与えるべきでも
求めている何かを与えられるべきでもないのかもしれない


誰かを本当に救おうとするならば、自分の何かを捨てたりかけたりしなければならない

そのために他の誰かを巻き込まなければならないようならば

それは、他の誰かの何かを、知らないうちに奪うことになる


どこかで誰かが何や他の誰かのために我慢したり辛い思いをしたりするのは

やはり、本当の幸せではない

それが、本当の幸せであってほしくない



だって、疲れちゃうから。

いろんなことに