きっと、春も夏も秋も冬も | きゅっきゅ8のえんがわで

きゅっきゅ8のえんがわで

人生は演劇だ。社会劇場、世間の目を観客に、何者かを演じて生きる。無限大の可能性を信じて、制服に征服されぬよう、着たい服をまとい息をする。こころの店、きゅっきゅ8(きゅっきゅや)のえんがわで、うたたねしながら感じる音や光。
ゆき過ぎる日常をたねに、うたう。


長い間、準備をして本番を迎える。

数秒だったり、数分だったり数時間だったり、数日だったり数ヶ月だったり、数年だったり。

形も重さも、気持ちも表現の空間も、観る人も様々。


表現したい側と表現を観たり感じたりしたい側の気持ちが、絵や物や言葉や動作を通して、伝わる。空間に音を奏でる。


目の前をふさぐ未来とか、背中に覆い被さる過去とか、どんな季節にも冬ごもりをしている気持ちたちは

緑の芽のやわらかさも、太陽の意志の強さも、紅に染まる葉のまぶしさも、冷たい雪のあたたかさも、きっと知っている



大事にしている

いろんなことは

きっと準備


ほんの数秒だったり、わずか数分だったり数時間だったり、たった数日だったり数ヶ月だったり、数年だったり一生だったり。

そんな大切な日や人や気持ちのための準備。