全力で遊べる大人ってカッコイイ
と、X-QUESTの舞台を観ると いつも思う。
泣きながら笑う。
笑いながら泣く。
一つの感情が外に出ている時、つい、他の感情を押さえようとしてしまう。
けれど、押さえきれずに、両方の感情が同時に自然に出てくる舞台。
ものすごく可笑しいのに、
ものすごく悲しい。
本当はさ、いつも色々な感情が心の中に散らし寿司みたいにあって、いろんな具が、見え隠れしているんだと思う。
けれども一品料理。
深く味わうには、一つの方が良いって思ってしまう。
目移りするのは行儀が良くないなって。
だけど、合わさって醸し出される美味しさも、味わい深いんだよなって、少しずつ思えるようになってきた。
ばっかり食べは、昔からできなくて、おかずも、ご飯も、みんな同じくらいに食べ終わる。
食事のマナーとしては良いけれど、物事への集中力としては散漫なのかな。
あれもこれも、たくさん見たい、知りたい、触れたい…けれど、どこまでなら良いのか距離が掴めなくて、けっきょく、中途半端にふらふらする。どれか一つを完食することすらできず、全てを食べ終わることもできない。
「 好きだから 」
これからも演劇続ける。他の理屈抜きでいい。
クエストの舞台観て思ったこと。