好き、嫌い | きゅっきゅ8のえんがわで

きゅっきゅ8のえんがわで

人生は演劇だ。社会劇場、世間の目を観客に、何者かを演じて生きる。無限大の可能性を信じて、制服に征服されぬよう、着たい服をまとい息をする。こころの店、きゅっきゅ8(きゅっきゅや)のえんがわで、うたたねしながら感じる音や光。
ゆき過ぎる日常をたねに、うたう。


好きだから
怖さが生まれる

嫌われやしないか
自分はどう思われているのか
迷惑なのではないか
このまま関わっていていいのだろうか
もっとふさわしい人は、たくさんいる

だから、だから

それなら

自分、「好き」をやめるよ

悔いは残さないよ

好きなままで、「好き」をやめたいから


嫌いだから
怖さが生まれる

嫌われやしないか
自分はどう思われているのか
迷惑なのではないかこのまま関わっていていいのか
もっとふさわしい人は、たくさんいる


だから、だから

それなら

自分、「嫌い」をやめるよ

悔いは残さないよ

嫌いなままで、「嫌い」をやめたいから



「好き」と「嫌い」

どちらも大切

どちらか一方が欠けたら、もう一方の感情は不安定になる

常に怖れを小分けにすべく、お互いが対極にいるふりをする