きょり | きゅっきゅ8のえんがわで

きゅっきゅ8のえんがわで

人生は演劇だ。社会劇場、世間の目を観客に、何者かを演じて生きる。無限大の可能性を信じて、制服に征服されぬよう、着たい服をまとい息をする。こころの店、きゅっきゅ8(きゅっきゅや)のえんがわで、うたたねしながら感じる音や光。
ゆき過ぎる日常をたねに、うたう。


距離を置きたい人や場所は

実は距離を置きたくない人や場所であったりして

恐竜がいた頃には
たぶんなかった
気遣いなんかが生まれていたりして

めんどくさくもあるし
大切でもあるし

近づきたいからこそ
置いている距離には
気持ちがたくさん詰まっている


今日は凛としていようと決めたから

それに見合う距離を置いてみたりして

それでいて虚無な理由を笑顔で取り繕ったりしている


恐竜がいた頃にも
きっとあった
心遣いなんかが


今日は無理でも明日には
もしかしたら

近づけているかもしれない距離