6巻にある、6人の神官の末裔が創ってきた社会システムが、今後どう解体されていくのかという未来予測をしてみたくて始めます。
【モンスター社会システム崩壊の過程考察】
●育てる(ダーチャ)
その1、人と自然の絆を強める
その2、共同体から(一時でも)離れ一家のダーチャで過ごす
その3、ダーチャで自給自足しながら自然を学ぶ
その4、ダーチャ同士でつながりを持つ
その5、近くのダーチャ同士で集まってお祭りをする
●選ぶ(祖国創り構想に反対する勢力の削減&壊滅)
その1、反対しそうな勢力と協力しそうな勢力をピックアップ
その2、反対しそうな勢力の中から断固反対勢力をあぶり出す
その3、断固反対勢力は自滅を・協力勢力には追い風ルート作成
今回は、育てる「その3」の考察です。
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ロシアの新しくも強いイメージを描いていたアナスタシア(5巻)の規模に、
「まずは、世間に自然を意識してもらって~…」と考えた自分のイメージが赤ちゃんのように感じましたばぶぅ。
アナスタシアと6人の神官は、これからも想像をはるかに超えてきそうなイメージを生み出してるんでしょうね…。
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なんとなく、「自然いいよ~癒されるよ~」というのをテレビや本やサブカルチャーなどで潜在意識に植え付けていく(その1)
ロシア発、新イメージムーブメントを世界が目の当たりにして、ダーチャや一族の土地に魅かれていく(その2)
今振り返ると、考察過程のサブタイトルから若干ズレてるみたいです。
考察過程「その1~5」になる前段階の考察になってるっぽいような…。
と思ったので、「●育てる」の前にさらに付けたすことにしました。
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●意識する
その1、自然ありきの生活を意識する(前々回)
その2、新しい生活のしかたがあることを知る(前回)
その3、実際に体感してみる
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改めまして今回は、意識する・その3の考察です。
前回書いたように、ロシアでの新しい暮らし方を知るようになるキッカケが訪れるとします。
最初は、美味しい食べ物や健康になるという理由から訪れるのかもしれません。
でもって、実際にそこの空気や水や食べ物を得て。
とても身体に良いと感じると、親とか子どもとか、友人とか知り合いとか、自分の身近な人にも教えたくなりますよね。
お土産も買っていきたいし、リピーターにもなります。
そしてそれだけじゃなく、住む人が生涯をかけて創る、家族に豊かさをもたらす空間。
おじいちゃんが植えた、美味しい木の実が生る木
結婚記念日に植えた、ベリーの木
子どものお誕生日に植えた、小さな苗
どうしたら、雑草の手入れが簡単になるか
どうしたら、もっと美味しい実をつけてくれるか
どうしたら、昼寝に最適なほどよい木陰ができるか
こうしたら、あまり伸びてほしくない草が伸びなくなるよ
こうしてみたら、大きな実が生ったよ
この位置にこの木があると、お昼寝に最適だね
そんなふうに、住みよく心地よくなるように一家で試行錯誤しながら暮らしている様子を実際に見たり、体感したら。
憧れや、そこに住む自分を夢見たりするんじゃないかなと思います。
そして、心身ともに癒されて。
ああ、自分もこういう暮らし方したいな、と思う人続出の可能性が見えます。
そうして、体感してもらったり、イメージしてもらって、夢見てもらう。
そしたら、「ちょっと自分もやってみようかな」と思って、今度は自宅でやってみる。
それが、次の「育てる」に繋がると思いました。