【P・IMS】電工2種 はじめの一歩・その3 低圧受電のしくみ | ユリのふるさと創り

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ここ1ヶ月半くらい、米と麺と野菜で過ごしてるユリ家です、こんにちは。

 

 

電工2種取ったら、試しに何か作ってみたいと思いをめぐらせています。

 

何作れるんだろう。

 

 

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【イムス物語 ~家のメンテナンス技法開拓記~】

 

前回までのあらすじ

 

デンコー平原でモンスター(問題)の数々にコテンパンにされたので、まずは装備(基礎知識)を整えることにした。

 

 

はじめの一歩

1回目 電線の呼び名

2回目 電気工事の種類

3回目 低圧受電の仕組み(←今回はここ)

 

 

※低圧と高圧の正しい理解は、試験でもよく出るそうです。

 

 

第二種電気工事士が工事できるのは、

 

1:特別高圧

2:高圧

3:低圧

 

のうち、「3」の低圧のみです。

 

低圧は、交流で600V以下、直流で750V以下と法令で定められています。

 

 

小工場や一般住宅は、100V / 200Vと表示があるので、家庭でいじる分には問題なさそうですね。

 

 

 

それにしても、発電所から一般家庭に行くまでに長い道のりがあるようです。

 

 

【電力用電線の道のり】

 

1か所目:発電所(275~500kV)

 ↓送電

2か所目:超高圧変電所(154kV)

 ↓送電

3か所目:一次変電所(66kV)

 ↓送電

4か所目:二次発電所(22kV)

 ↓送電

 ↓→大型商業施設や大規模ビルに配電(22kV)

5か所目:配電用変電所(6.6kV)

 ↓送電

 ↓→集合住宅やビルディングに配電(6.6kV)

6か所目:道路の電柱(100/200V)

 ↓→小工場に配電(100/200V)

 一般住宅に配電(100/200V)

 

※1k V=1000V

 

6か所経由して、やっと一般家庭に届くんですね。

 

 

この間に、電力ロスが発生するので、必要量よりもたくさんの電気を作って送る必要があるそうです。

 

 

※各施設で自家発電できたら、電線の道のりも省けて電力ロスも激減しますね。

 

 

5か所目の「配電用変電所」で6600Vの電圧に下げられて、

次に6か所目の電柱にある「柱上変圧器」で200Vか100Vに下げられるようです。

 

 

そして、引込線で住宅の引込口に給電されます。

 

 

電線からの引込線と、住宅へ送る引込口配線の接続箇所を受電点と呼び、そこが業者?の責任分界点になるそうです。

 

 

責任分界点である受電点の、家より側が、第二種電気工事士の受け持ち場になるんですね。

 

 

 

【変圧器(トランス)のしくみ】

 

電柱の上にある変圧器の仕組みも説明があります…が、よくわかりません。

 

 

変圧器の仕組みは簡単で、交流送電の場合は楽に電圧を下げれるそうです。

 

 

 

【低圧受電】

 

低圧配電方式のうち、一般的な標準電圧は100V/200Vです。

 

100Vと200Vのふたつがあるのは、各配電電源からは100Vと200Vの2種類の電圧が取り出せるから、だそうです。 

 

 

【高圧受電】

 

契約電力が5kW以上の集合住宅やビルは大電力になるので太い電線で電気を引き込む必要がある。

 

まずは太い電線で6600Vを受電して、そこから細い電線で引き込めるようにする。

 

高圧で受電している施設は自家用電気工作物と呼ばれ、そこではたとえ低圧部分であっても、第二種電気工事士では工事はできない。

 

 

【特別高圧受電】

 

2000kW以上は、特別高圧で受電。

 

 

 

【補足】

 

有償でも無償でも、電工2種の資格をとっただけでは、他人の家の工事は出来ない。(自分の家の工事はできる)