選挙中、2重国籍について夫がいろいろ話していましたが、特に気にしていなかったユリです、こんにちは。
でも今、8巻-1を読んでいて、2重国籍って未来の地球にはなくなると思いました。
ただ単純に思ったのですが。
「ある人が一族の土地を手に入れました。
そして、一族の土地をどんどん美しくしていって、一族の園が創れました。
その人は、その土地で育つ植物たちと、とても充実して幸せな空間を築き穏やかに暮らしました。」
という物語が作れます。
でも、2重国籍にしてしまうと…
「ある人が遠く離れた場所に2つの一族の土地を手に入れました。
その人は、期間を区切って2つの一族の土地を行き来し、それぞれの土地を美しい園に変えていきます。
その人は2つの土地を愛しました。
2つの土地に生きる植物や動物、空間もその人を愛しました。
しかし、その人があっちの土地で過ごすあいだ、
こっちの土地の植物や動物、空間はとても寂しいです。
その人がこっちの土地に戻ってきたときは、
あっちに存在する植物や動物、空間が寂しくなります。
その人は2つの土地を愛していますが、
年を重ねるごとに、
頻繁に行き来することに疲れを感じるようになります。
そしてとうとうその人は、1つの土地で永住することを決めます。
その人が、選ばなかった土地の植物や動物、創り上げた空間を破壊して、選んだ土地に移住させるか、
それとも、選ばなかった土地の空間をそのまま残していくのかはわかりません。
植物や動物という物質は移動できても、
そこで築いた空間のエネルギーを移動できない場合、
どちらかの空間は必ずひとりぼっちになってしまいます。
それは結局、愛した土地を悲しませることになるのではないでしょうか。
そして2つの土地を愛していたとしても、その行為は本当に愛と呼べるのでしょうか。」
(※「園」はソノラーなをさんの言葉より抜粋)
みんなが一族の園に住む未来では、その人の愛は1つの空間(1ha)に集中すると思います。
そのほうが効率が良いですし、何より、本当にその土地を愛してしまった場合、離れる状況が訪れるのは避けたい、と思うのではないでしょうか。
だから、土地を愛するために、2重国籍は将来消えると思います。
ただ、私は国籍1つですが、2重国籍と同じ状況かもしれません。
アナスタシアもメグレさんも、
今まで住んでいた土地で汚したものはキレイにしつつ、
新しい開拓地(荒地に一族の土地はある)で新文明をつくることを話していました。
それはつまり、今いる土地が一族の土地でない場合、
その土地とのお別れを意味するんですよね。
そこでの生活で生まれたエネルギー達は、どこにいくんでしょう。
その場にとどまるのでしょうか。
それとも、意識の力で移動可能なのでしょうか。
できれば、新しい土地に一緒に移動できたらいいですが…。
一族の土地を創っていった先は、どこの土地も愛の空間であふれるようになります。
ということは、昔は人がいて、今はいない寂しい土地に存在するエネルギーにも、そのうちに新しい家族が出来て、寂しくなくなるってことですね。
もし、何十年、何百年、何千年、何億年と存在するエネルギーに、永住し愛の空間を作ってくれる人間が現れたとしたら、それはそれは喜んでくれそうですね。