丹後半島を一周しようと思いましたが、まずは、網野町(京丹後市)出身の
「野村克也」氏の記念館に行きました。この地で産まれ、テスト生から
高名なプロ野球選手になられた方で、私には、神様のような存在でした。
最近亡くなられ、残念です。ご冥福をお祈りします。
さて、今晩は同町内の「木津温泉」に宿をとりました。「松本清張」の推理小説
「Dの複合」の冒頭に出てくる、1200年の歴史を誇る「古い温泉」です。
1200年前から湧く、源泉かけ流しのお風呂
丁度昼時なので、舟屋の見えるレストランで、名物の「ぶり丼」
を頂きましたが、時期的に冷凍なのかも、知れません。
更に、道なりに進むと「天橋立」に到着です。ここには、古い歴史を
持つ「丹後一宮」で、元伊勢を称する「籠(この)神社」があります。
祭神は「天照大神」の孫「彦火明命」で、その子孫「海部氏」が、
代々宮司を務めており、その家系図「海部氏系図」は「国宝」です。
籠神社から、少し離れて「真名井神社」があります。ここは、籠神社の
「元宮」で「天照大神(内宮)」や「「豊受大神(外宮)」が伊勢に鎮座される
以前に「吉佐宮」として、鎮座していた所(元伊勢)と、伝わる場所です。
久しぶりに訪問すると、境内整備がされ、拝殿より奥は柵で囲われて、
以前の様に、自由に散策出来ませんでした。個人的には残念な気持ちです。
天の橋立を一望する「笠松展望台」に登りました。絶世の美女「小野小町」が
腹痛に襲われ、着物をめくって用を足した際に「足の間から見た」「天橋立」
が素晴らしかったのが「股のぞき」の始まりと、されますが?・・いささか??
小野小町が用を足した「大内峠」には「股のぞき発祥の碑」が立っています。
笠松展望台からの景観
最後に「三人寄れば文殊の知恵」の「知恩寺・文殊堂」に参拝しました。
子供の頃、天橋立は毎年「町内会主催」の恒例「子供海水浴・バス旅行」
で、よく来た所で、その時には必ず、一列に並んで、参拝させられました。
その時に見た「地獄絵」が怖かった事や、土産に売っていた「桃売り」
のおばさんが、肥満だった事を今でも、鮮明に覚えています。丹後半島は、
食も豊かで温泉もあり、観光地も多く、1日「十分楽しめる」所でした。