エキセントリックに専門バカに | エキセントリックソリューションズ(株)          代表取締役社長のブログ

エキセントリックソリューションズ(株)          代表取締役社長のブログ

NO PASSION NO GLORY     This is HASHIMOTO☆QUALITY                                            

事件や自然災害などの出来事の規模が多くなればなるほど


解決しなければならないこと


着手しなければならないこと


がたくさん出現します。


そんなときに


「おいおい、そんなことにも気が付かないのかよ。国は何考えてるんだ。」って言っちゃう人が


それこそ鬼の首でも獲ったかのように騒ぎ立てます。


パニックとか優先順位とかを無視して


「良かれと思って。」などという大義名分を隠れ蓑にして


自分の専門分野だけを掘り下げて


重箱の隅をつつくようなことをして


情報のリテラシー(取扱い)に配慮もできずに


知識のひけらかしというか


まるで大自慢選手権大会にヒョイヒョイとエントリーしちゃうような


輩が跋扈しています。


マスメディアも簡単にその「あ、そこまで気がつかなかったじゃん。」みたいなのに弱かったりして


簡単にあいのりしちゃって


スクープ争奪戦のごとく


その情報自体の信ぴょう性やタイミングや正当性みたいなものを吹っ飛ばして


タブロイド紙の見出しみたいな


扱いをしてしまう。


たとえそれが、正しい情報だったとしても


受け手側の混乱と混沌を生むだけ。


わかりやすく例えれば


震災後の現状は


バラエティ番組などで目にすることのある


箱の中に何かを入れて


見えないようにしておいて手だけを突っ込んで中身を当てるみたいな


そんな状況です。


日本国民全員がおそるおそる手を突っ込んでみては


「わー」「きゃー」ってやってる。


バラエティ番組だったら仕掛ける側、演出側のスタッフが中身を知っていますが


今回は、残念なことに箱の中身を日本中全員が、もしかしたら世界中の誰もが知らないというのが実情だったりします。


言い方を変えれば


箱の中身を誰も知らなかったってことにみんなが気付いちゃったみたいな状況。


国とか政府には最低限把握していて欲しかったとか、把握していると何となく思い込んでいた希望にも近いものが


あっさりと裏切られて


不安で一杯。


いままでの自らの学習や情報収集の手抜きを


隠ぺいとか説明不足とかの負のパワーに変換してしまっているのです。


思い出してください


前政権がじゃぶじゃぶと推進してきたエネルギー政策の中心に原子力発電所があったことについても


これまでは


議論も批判も哲学もなかったのです。


箱の中身が一つでもドキドキハラハラなのに


専門バカが


箱の中にドンドンどんどん、次から次へと得体のしれないものを放り込む。


何が正しいのか


何が本当なのか


ごちゃ混ぜにしているだけ。


ただし


自分の身近な話題には人は激しく反応してしまって


今回の大震災から実はずっとパニックモードに突入していることすら忘れて


扇動をまともに受けて


パソコンなどでもっと知りたい、もっと掘り下げてやるとばかりに


検索をして


不安と闘っている


なんとも残念な雰囲気。


それに輪をかけているのが


政治的なニヒリズムの発生と浸透・拡大


内閣不信任案を否決されながらも


内閣のトップが変わったら、話に乗るよ、協力するよという


へんてこりんな立ち位置の野党さんたち。


さらに


身内から人材を引き抜かれるというていたらくを


引き抜いた側に問題があるというロジックで


自らの組織の管理能力の無さをどこかに放り投げて


相手側の管理能力ばかり攻撃している最大野党の執行部の方々。


その上


その最大野党にいまも所属している


ある議員さんに至っては


奥さんが女優さん、大叔父には警察庁長官、内閣官房長官、法務大臣を歴任した方がいるという


ハデハデしい看板を背負い


ご自身も当時(といってもつい最近のこと)地震対策特別委員会副委員長というポジションに身を置きながら


国民や家族を裏切るような、「ふしだら」などという言葉をいとも簡単に飛び越える不貞を働き


ただの淫行オヤジ(飲食店のトイレや議員会館までも自らの下品な欲望を吐き出すために利用した)となり下がり

党内の役職からはすべて身を引かれたようですが


議員辞職は無し。


この時期にこのようなことをしてしまう人材を抱える政党が


誰かを辞めろとか任命責任どうのこうと言っているのは


ある意味


喜劇でしょう。


政治家もある意味では


専門バカでしょう。


なのだから


実直に


ただひたすらに


国民生活や国民の命のことばかりを考えて


専門バカに徹してほしいものです。


「専門バカ」という表現を使いましたが


それ自体は


特化するとか


極めるとかっていう部分では


リスペクトをしています。


ただし


そこに


さまざまなパワーバランスのような概念が入り込むと


利権とか権利とかお金とかが絡み合ってしまうと


知らず知らずのうちに


おかしなことになっていってしまうのです。


とにかく


少なくとも


国民のやる気をそぐような


推進力が前に向かわないような


駆け引きや


綱引きは


もうたくさんです。


前向きな努力が


好きな


得意な


国民性が


ねじ曲がりそうになっている危機を


演出しているのが


その国の中枢というのでは


あまりにも


残念すぎます。




だからこそ


ぼくらは


人のせいにすることをチョイスしないで


ガス抜きをする場所を求めさまようようなことにチカラを注がないで


次から次から繰り出される新しい言葉に惑わされないで


周りの重い雰囲気に押しつぶされないように


自分より困難な状況にある人たちのことを思いやって


自分にできることを


淡々と


やり続けていくのです。






This is HASHIMOTO☆QUALITY