自分や自分がたずさわっている事柄などの評価について
どんな風に伝わってくると
よりリアリティを増した情報として受け取ることとなるのか。
ある側面から見ると
ひとつのテクニックみたいな話のようですが
自らも経験していながら、気がついていない人が意外と多い
想いを確実に伝えたい場合の
表現方法があります。
経験しているはずなのに
うまく使えていないやり方。
たとえば
自分の家族(親や人生のパートナーやこども)や友だち、志を同じくするチームメイトなどに
強くというか効果的に思い(想い)を伝えたい時に
真正面から直接、自分の口で伝えるという方法があります。
これはこれで、信頼関係とか、タイミングとか、それぞれのポジションとか、コンディションとかさまざまな要因がミックスされているので
ストレートなのだけれど
受け手がきちんと受け止められないケースがあったり
それが親子の関係だったりすると
「それって親だからじゃん。」とか「親バカ」というものさしが横たわっていたりして
真意が伝わらなくなってしまったりすることもあります。
もちろん
リアルタイムに反応がわかりますから、雰囲気や口調、声のトーンを変えたりして
より伝わるように演出できたりもします。
でも
自分の評判を
第三者を媒体として、他人を経由するなどして聞くというところに
さらにリアリティを増幅させる効果があることを
実は、みなさんが経験しているのです。
自分が子どもだったころのことを思い出してみればよくわかります。
自分の評価について
親から直接聞かされるよりも
友だちや友だちの家族を経由して
小耳にはさむと
その内容が、イイことでもよくないことでもとんでもなく心に刺さったはずです。
当然、媒体を経由させるわけですからメリットもデメリットもあります。
第三者の方のバッファー(衝撃を和らげるという意味)がかかってしまうことと逆に大げさにデコレーションされたり、脚色、演出をされてしまうというところです。
これが、うわさ話や下衆の勘繰りを生んでしまったりするのですが
良いこととか、奮起を促す時に
鈍感な人に真実に気がついてもらいたい時にもこんなやり方が効果的だったりもします。
わかりやすく、プロフェッショナルのスポーツの世界で言えば
指揮官である監督さんが、直接選手に話すのではなくて
マスコミを通じてメッセージを伝えるみたいな手法です。
ご存知の通り、キャッチーなところ(センテンス)ばかり使われて、曲解されてしまったりするケースもあります。これがデメリットの部分です。
いずれにしても
第三者の声というものの重要性は
ホームページやブログ、オンラインショップなどを展開する上では、欠かすことのできないキーポイントであって
このカテゴリーのコンサルタント(らしき)と現在お付き合いをしているのなら、ましてやお金を払っているのならこの件についてコメントを求めてみてください。本物かどうか判明しますから。
SEO対策やらサイトアテンションやらサイトのデザインやらを気にする前に
教えてもらわなければならないことです。
あるCMが聞こえてきました。
このCMの主(ぬし)は、カタログ通販の大手の企業さんです。
そのCMは、女性用のアンダーウェアをアピールするもので「3D」というコンセプトを訴えていました。
そこまでは悪くないでしょう。
ところが、最後に語られたキャッチコピーが、申し訳ないのですがたいへんお粗末です。
「〇〇(ここには企業名が入っています)って、ちょっとヤルでしょ。」
これを聞いて、ありゃりゃと思うわけです。
そして、たぶんプロのコピーライターさんに依頼しなかったのだろうなと思うわけです。
プロの方は、いまどき、こういう表現はしません。
逆を狙ったにしてもダサすぎます。
どこに違和感を感じたのか。
「ちょっとヤルでしょ。」って
なんとなく共感を生むようなセンテンスですが
これを言うのは
生産、販売者側ではなくて
お客様だということです。
「ちょっと」というハンドルの遊びみたいな言葉をくっつけてごまかしているパターンも良くありません。
そんな小手先のテクニックで共感などできないのです。
「俺ってすごいだろ。」
って言われても
みたいなことです。(「すごい」っていうのも更にあいまいです。)
商品やサービスに自信があることを表現したいことは理解できます。
でも言葉が違いました。
だから何度も書いていますが
「カリスマ」なんとかって冠をつけてる人は
「俺ってすごいから信頼しろ。」って伝わると思っている人たちで
ホンモノは
自らそんな風に名乗りませんよってことです。
誇張や誇大広告をする必要が無いからです。
「俺ってすごいだろ。」って言う人で
その通りだった人は、残念ながら一人もいませんでしたから。
いま
考えや想いを
どうやって伝えていますか。
なぜ
何を目的に
その言葉をチョイスするのですか。
共感するということ。
共感して欲しいということ。
誰の言葉が
胸に
心に
響いていますか。
This is HASHIMOTO☆QUALITY