きのうニュースを見ていて、いや、厳密には聞いていて
耳を疑うというか
苦笑いをはるかに通り越して
不謹慎にも
吹き出す羽目になりました。
「注水は止めていませんでした。」
5月23日の衆議院復興特別会議で
この件について多くの時間を割いた
最大野党の総裁さんは
結果的に
恥の上塗りになりました。
もちろん東京電力の情報の信ぴょう性が、さらに疑わしくなってしまったり
現場のことを把握できないというか、管理できないという
組織としての最低限の機能が存在していないという
残念な事実もいよいよ露呈しました。
現場の所長さんの判断(独断)が、結果オーライだったのかも含めて、今後徹底検証がすすめられることと思われますが
いずれにしても
空しい怒りにエネルギーを消費している場合ではないことを
震災後の一週間目くらいの心もちを
今一度、思い出した方が良いのではないかとも思うのです。
「誰が悪い」とか
それこそ
「言ったとか言わない」とか
政策ではなくて、政局を優先しようとする
ある意味
火事場泥棒
みたいなことをしてる場合じゃないことを
震災に乗じた
詐欺や悪徳商法みたいなことを
やられているさまを見せつけられると
なさけないばかりです。
震災後にロシアのみなさんからも
「日本はすごい。日本人は民度が高い。」という言葉を多くいただいています。
暴動も起きない
配給に整然とした行列ができる
ロシアでは、停電が起きることにクレームが出るのだけれど、日本では、計画停電が、予定通りに実施されないことが問題になるとか(停電にならないことに怒る)
しかし
国民に選出された
エライわけではない「先生方」が
こんなにも
ていたらくなのですよ
なんて
伝えたくないわけです。
でも
これも
「現場の隠ぺい」
になってしまうとしたら
結局ぼくらも
同じことをしてしまっているのかもしれません。
たぶん
振り上げたこぶしの落としどころを
隠ぺい体質
というところに
着地させていくのでしょうが
原子力安全委員長の方が発言された
「私は一体何だったのでしょう。」っていう
言葉が
すべてを
あらわしています。
先日も書きましたが
フォーカスをするところ
スポットライトをあてるところが
ズレているのですから
当然の結果であるとも言えます。
「そこじゃないだろ。」
って
多くの国民が思うようなことを
そんなロジックを
どんな戦略家がシナリオを描いているのでしょうか。
センスないです。
しつこく言いましょう。
震災に乗じた
詐欺や悪徳商法みたいな
悪知恵で
国会という国民の血税で運営されている大切な場所を
無駄づかいしないでほしいと思います。
空しい怒りに回すエネルギーも省エネしませんか。
This is HASHIMOTO☆QUALITY