ボストンの赤靴下のチームにいる元甲子園の怪物くんも
北海道の食肉加工のチームに所属したハンカチ王子くんも
大変な苦戦を強いられています。
周りの人は気がついているのでしょうか、心配になるほどです。
ボールを投げる動作において
軸足の蹴り
体重移動のタイミング
これがとっても重要で
うまくいかないときには
いわゆる「手投げ」という
見ていても
明らかにバランスの悪い
フォームになっています。
調子の悪い時には
それを補うために
カラダのひねりを加えてみたりして試行錯誤を繰り返すのですが
結果的に
バラバラになってしまって
スランプなどと呼ばれる状態に陥ってしまったりします。
メジャーリーグの投手は、体型も違います、体幹の強さも違います、DNAレベルでの違いですから、マネすることのできないのです。
いまは、トレーニング方法やコーチの指導などの存在もあって
体格差を補う手法がさまざまに存在しますし
逆に日本人らしい動きや特徴を生かして活躍している人もたくさんいますが
自分にフィットするものを見つけて、さらにそれをプラス方向に常にアジャストできているのは
イチローさんくらいだけかもしれません。
大きなお世話なのですが
元甲子園の怪物くんもハンカチ王子くんも
まさに「手投げ」の状態です。
元甲子園の怪物くんは、カラダの鍛え方の方向性が違ってしまったかもしれません。もしかしたらひじか肩が慢性的に痛いのかもしれません。それを補うために上半身を鍛えたのが逆効果なのかもしれません。そういう投げ方になっています。
軸足と体重移動でのタメ。
ふたりともすばらしい素材を持ったアスリートで、まじめに自分の仕事に向き合っているからこそ応援したいし、ポジションはどうあれ、スランプの苦しみを知っている者としては大きなお世話もしたくなるのです。
ある瞬間に
すっごく複雑だったクロスワードパズルが
ピタッと完成してしまうときがやってきます。
いつまたバラバラになるのかわからないのですが
急にひらめくというか、閃光がきらめきます。
どこからともなくやってくるのです。
もちろんそれは
試行錯誤の末だったりすることが多いのです。
来てくれないこともあります。
軸足とタメ。
社会に出てから
歳を重ねるにつれ
この基本的なことの大切さを
痛感しています。
ふたりのアスリートに
エールを送りたいと思います。
同時に
自らにも刻みこみます。
あきらめなければ
いつか
そのときは
やってくると。
This is HASHIMOTO☆QUALITY