知人が2ヶ月前に亡くなりました。
49歳で。
バリバリ働き
医療という世界で
社会貢献をしていました。
何人もの患者さんに愛され
何人もの患者さんの痛みや苦しみを癒していました。
6月のある日突然倒れ
翌日には、天国に召されました。
人間はいつの日にか死を迎えます。
いや、もしかしたら医療が進歩して、生活環境が劇的に様変わりして
ずっと生きられるようになるみにかもしれません。
でもいまは難しいです。
死ぬということが漠然とした恐怖のように
まだ見えない人生の先に
何だかわからないけど立ちふさがっている
こんな不安感。
人間のDNAなのか、記憶なのか、どこかに
生きているもののどこかに
死ぬ事への恐怖が潜んでいたり、眠っていたりするのかもしれません。
宗教的なことを書き記したいのではないのだけれど
こんな話を聞きました。
「人間は、いつ生まれてくるのかが
わからないように
いつ死ぬのかも
わからない。」
この言葉について論じたいのではなく、印象に、記憶に残ったという事実。
今日も
いまも
意識しなくても
トックンと
心臓が
生きていくために必要な
血液を送り出している。
何も意識していないのに。
「がんばれ。」という言葉があまり好きではないので
とにかく
いっしょうけんめい生きよう。
知人の急死で
気づかされること。
いまを
淡々と
粛々と
生きる。
生き方は
千差万別。
とにかく
生きる。
生きてゆく。