出産の時の事故(弛緩出血って奴だけど)ってなんだったんですかー?って聞かれたので。 | 【全国対応:名古屋の求人広告代理店】株式会社求人企画/取締役社長カメラマン森亜衣の戯言!

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HPのスタッフ紹介の私のところに出産の時事故があって救急車にって。

これ、なんだったんですかー?って聞かれたので。
ちょっと書いてみる事にいたしました。

2人目の娘を産んだ2時間後、
大量出血を起こしました。


弛緩出血っていう出産時にごくごくまれに起こる出産時の事故です。
時間がある人はググってください。


出産後疲れ果てて自室で休んでいたら
後産なのか出血がなかなか止まらないなーと。
でも何十回も出産してる訳でもなく、そんなもんかなーと思っていたら
少しづつふらーっと気が遠く。。

自分では気づかなかったのですが
その時既に血の海に横たわるような状態で。


真っ赤に染まった布団の上で
気を失いかけている私を夫が発見。



助産師さんを呼んで、
何とか処置するのかな?と思ったら即効で救急車呼んでいて。
(助産所出産だったので医療行為をする場所はないのですー)



そっからはかなりの修羅場です。
助産所で預かられる事になった娘の泣き叫ぶ声。
蒼白になる夫を大声で励ます助産師さん。
ひと段落して帰ったお手伝いの助産師さんも呼び戻され、
そのお子さんも大泣き。




救急車到着してぐるぐるで運ばれる私。
大きな病院のICU(集中治療室)へ。



…とりあえず助かりました。
(助産師さん迅速だった!)



まぁどのぐらいの事故だったかというと。
人の体ってだいたい4リットルとか5リットル程度血液があるのですが

2リットルぐらい血液流れ出てた感じ。

完全に死にかけました。
(多分江戸時代だったら死んでいたな)





そっからがまたドラマです。

処置がひととおり終わって先生と看護師さんが出て行った後、、
集中治療室で管だらけになって瀕死の状態で横たわる私に向かって。



うちの夫。
語り始めました。




「亜衣ちゃんこれで命がこうやって助かったって事はさー」

「神様が三人目を作れって言ってるんだよー!」








…なんですと??



今、私が死にかけたの見てましたよね。
出産で命落としかけたの見てましたよね。
しかも私、全身現状管だらけで身動きもできませんよね。
出産の疲れも一緒で口も当然きけないぐらい
疲れ果てているのはわかりますよね。



貧血の為、大声も出せない私
言われるまま泣き崩れる体力もないまま
一ヶ月なんとか貧血と育児に巻き込まれ
実家にお世話になりながら
まったくワーカホリックで朝7時に出て行って
深夜にしか帰らない夫への

怒りを蓄えながら。。


約2ヶ月後、
なんとか体調を回復させて
改めて



ぶちきれました。



「もう子供は産みたくありません」
「育児もまともに手伝わない夫ですし子供は二人が限界です」
「仕事もしたいです」
「私からこれ以上選択肢を奪うのはやめてください」



結構まともな主張をしたつもりでございました。



なんかふわふわと女の子三姉妹を夢見ていたので
育児協力もまともにしない夫であれば
子どもの育成最適人数は現状の日本では二人が最適人数であると
理路整然と主張いたしました。

教育費も計算して出して。
私が仕事を失ったら家計的にはこうなる。
そういう数字とかもね。

かなり丁寧に説得材料を用意致しまして。


避妊具が嫌なのであれば薬などの色々な対処法もあるし
普通に生活的に変わりなくできるので問題ないと。



正直、引き下がってくれると思っての説得でした。
それで引き下がってくれる旦那様の話とかも
よく聞いていたし。


結構、私が本当にぶちきれた時は
なんとか言うことを聞いてくれる夫なのです。




だが驚いた事に



「…それは嫌だ」




拒否!





そして逆に怒涛の説得返しをくらいました。



亜衣ちゃんと僕との子供が生まれるかもしれない可能性を
僕から奪わないで欲しい。

育児が大変だっていうなら僕が全部やってもいい。
仕事だってやめたっていい。
転職だって全然する。
育児ももっと積極的関わる。

お願いだ。


赤ちゃんができるかもしれない可能性を
僕から奪わないでくれ。





ここで土下座されました。




仕事大好きな男が。
ワーカホリックでゲームみたいに仕事する男が。

その男が全て投げ出してもいいと言っている。



こんなまっすぐな

カッコイイ男だったなんて

私初めて知りました。





それが今のワークライフバランスを徹底する
株式会社求人企画をつくる最初のきっかけです。





つづく。。



 

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