梅花藻(バイカモ)
キンポウゲ科の淡水植物、6~8月に咲く1cm程度の白く小さな花は梅の花に似ていて可愛い 

水温約14℃の清流にしか育たず(水槽中など静水はNG)、全国でも生育場所が限定される。
可憐な梅花藻の花…夏になると見たくなる。
去年の夏は、彼との箱根旅行中、富士山の湧き水が出る忍野八海まで足をのばし、梅花藻を見た。
今年は、滋賀出身の友達と、滋賀県米原の醒ヶ井 (さめがい)へ

彼女の息子さんは私の娘より4才年上。
二人とも地元の同じ私立の中高一貫校に通い、同じ地元の国立大学に合格…不思議な縁。
梅花藻が見たいと言っていたら、彼女が案内するから一緒に行こうって

醒ヶ井は京と江戸を結ぶ中山道の宿場町だった場所。
その街を湧き水からできた地蔵川が流れ、そこに梅花藻が生育する。
昔の人たちは、この地蔵川に疲れた足を浸けて癒されたのかな。
湧き水豊かな水域にしかいないハリヨもいた🐟
川沿いの百日紅のピンクの花が川に落ちて、梅花藻群落のアクセントに

この梅花藻の群生を見ると、落ち穂ひろいで有名なミレーの描いた《オフィーリア》を思い出すって知り合いが言ってた。
正気を失い、小川に浮かんだまま沈み死んでいくオフィーリアの絵。
ほんとだ、何だかわかる。
地蔵川沿いの鱒料理屋さんの 多々美屋 でランチ。
鱒の南蛮漬け・鱒の洗い・鱒の田楽・ #鱒の塩焼き (←最高
)・鱒のフライ・鱒汁・郷州米 と香の物、お腹いっぱい~

ランチ後、友達が河内の風穴へ案内してくれた。
内外の温度差などが原因で、入り口で風が吹く 洞窟を風穴という。
河内の風穴は55万年前にできた鍾乳洞で、その規模は全国3番目…全長は10km以上、その全体像は未だ解明されず。
観光できるのは入り口から200mのエリアだけ。
小さな穴を降りて中へ…やや緊張。
わぁ~👀!!!映画のセットみたい。
地面は滑るし高低差あり…スニーカーで来て正解。
外に出ると緑が眩しい

森林浴しながら、風穴を後にした。
せせらぎの音が気持ちよかった。
リフレッシュできた1日に感謝。
今日は終戦記念日です。
6月、呉の江田島の海軍兵学校を、高校の同級生総勢20人で訪れました。
あの時代を生き、日本のために戦地で生活し、逝ってしまった人たちの生きた証や思いが残る資料館に行きました。
東條英機の遺髪などもあり、戦争資料としては一級品のものばかり。
改めて、平和のありがたさを感じました。
ありがとうございます。合掌。