冬になると、寒さによってジワジワと股関節の痛みが出てきたり、転倒によって股関節を打撲することで痛みが出てくる患者様が増えてきます。
ちょうど、本日も股関節のお悩みのご相談がありました。
主な原因は、寒さによって血流が悪くなることで、筋肉が緊張してしまい、少しの疲労でも痛みが出てきてしまうからです。
また、北海道の方はツルツル道で転ばないように、足に力を入れて歩くことで、さらに緊張が強くなるので、注意が必要です。
痛みが出ないようにする対策としては、
1、毎日湯船につかる
シャワーだけの生活をしていると、筋肉の緊張がなかなか取れず、痛みが出やすい身体になります。
※打撲の場合は、炎症が強く出ている2〜3日はシャワーのみで、患部は湿布等で冷やしてください。
2、適度にストレッチなどの運動をする
お風呂で身体が温まった後に、ゆっくりとストレッチをするのが効果的です。
朝は、身体がまだ温まっていないので、ストレッチをして筋肉を傷める方もいらっしゃいますので、朝にやる方は無理のない範囲内で動かしましょう。
※打撲の場合は、安静にしてください。
3、温かい服装で外出する
薄着で出掛けてしまうと、寒さで身体がさらに緊張してしまいます。腹巻をしたり、お灸を貼ったりして、身体を冷やさないように気を付けましょう。
4、温かい飲食物を摂るようにする
冬になると温かい部屋でアイスを食べるという方も多いと思いますが、内臓が冷えると筋肉も緊張します。冷たいものを食べたり、お酒を飲んだ後は、白湯を飲んで内臓を温めるようにしましょう。
【痛みが出た後の対処法】
上記の1〜4を行う。ただ、ストレッチ・運動に関しては、強く痛みが出る場合はやらないほうが良いです。
そして、お灸をしましょう。
【おすすめのツボ】
中封(ちゅうほう)
内くるぶしの前にある凹み。押すと痛みがあります。
丘墟(きゅうきょ)
外くるぶしの前下方の凹み
セルフケアだけでは改善されないという方は、一度治療にお越しください。
また、最近ではコロナに感染したことがある方は、股関節の痛みが出やすいという研究もされているみたいです。
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鍼灸治療に興味がある方は、ぜひご覧になってみてください。
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