汗かきの原因とお灸のツボ | 灸PLUS公式ブログ『たのしいお灸LIFE』

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北海道にお灸を広めるため、お灸に特化した鍼灸院を札幌の「円山」に開業しました。
一人でも多くの方に、お灸の効果と気持ち良さを知っていただきたい•••。

おはようございます。

暑い日が続いていますが、通勤中に汗が止まらないなど、汗かきを何とかしたいと思われている方も多いのではないでしょうか?


運動をした後や入浴後など、身体の中の体温が上がりすぎた時に、それを下げるために汗をかきます。


ただ、ちょっと動いただけで汗が大量に出てくる方がいらっしゃいます。


その原因は、「冷えのぼせ」のことが多いのです。


「冷えのぼせ」の原因は、下半身の冷えです。


下半身の冷えは、運動不足、睡眠不足、偏った食生活、お酒・カフェインの摂りすぎなどが原因です。


下半身が冷えると、内臓も冷えるので、尿の量が減ったりして代謝が落ちます。すると、身体がむくみやすくなり、その余分な水分を出そうとして汗が大量に出ます。

また、下半身が冷えると、上半身に熱がこもり「のぼせ」やすくなり、上半身から汗が出てきます。のぼせると、自分の身体を冷やそうとするため、冷たい飲み物や食べ物を摂ってしまい、どんどん身体が冷えて症状が改善されないことが多いです。



「冷えのぼせ」の改善のしかた


①運動や入浴をして良い汗(身体の中からしっかり汗をかく)をかくことで、汗をかきにくくする。


普段から、良い汗をかいていると、ちょっとしたことで汗は出にくくなります。



②下半身をよく動かす。


おすすめなのが、「つま先立ち」。壁に手をついて、肩幅ぐらいに足を開き、踵をあげてつま先立ちをします。踵を上げたり下げたりすることで、ふくらはぎの筋肉が動き、下半身の血流が良くなります。慣れてきたら、片足ずつもやるとより効果的です。30回〜50回を13セットぐらいやってみてください。



③お灸をする。


下半身の冷えは、婦人科系や泌尿器系の臓器を冷やしてしまいます。

内臓を温めるツボにお灸をして、代謝を上げましょう。




「太渓(たいけい)」

内くるぶしとアキレス腱の間の凹み。


「三陰交」

内くるぶしの真ん中から指幅4本分上で、骨のキワの凹み。


「湧泉(ゆうせん)」

足の指をまげた時にできる凹み。


「失眠」

踵の真ん中。


足裏は皮膚が厚いので、熱めの温熱の「強力温熱」がおすすめです。


また、仙骨のお灸は骨盤内の血流を温めることができるのでおすすめです。



④身体を温める


「冷えのぼせ」の方は、足や下腹部が冷たいことが多いです。腹巻・レッグウォーマーをつけて、冷やさないようにしましょう。また、冷たい飲み物は、吸収されにくく、汗や尿となりすぐに出ていってしまいますので、白湯など温かい飲み物もこまめに飲むようにしましょう。カフェイン・お酒の摂りすぎにも気をつけましょう。




夏こそ身体を温めて、体調管理をしてくださいね。


ただ、熱中症のような症状の時は、しっかり身体を冷やすようにしてください。




灸PLUSのイメージムービーです。

鍼灸治療に興味がある方は、ぜひご覧になってみてください。



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