先週の土曜日は、道新文化センターのお灸講座でした。
今回は6回目の最終回でした。
自宅お灸も慣れてくると、『お灸の温熱を上げてもいいですか?』と聞かれることが増えます。
もちろん、上げるのはお勧め出来ません。
以前から、当院では『弱い温熱のお灸で、じっくり温める』ことの大切さをお伝えしています。
料理も、弱火でじっくり温めたほうが、中まで火が通りますよね。
お灸も同じです。
強い温熱でお灸をすると、『熱い』という感覚があるので、効いている感じはありますが、皮膚の表面だけが熱さを感じていることがあります。
そして、弱い温熱のお灸は、『熱い』という感覚がほとんどないため、効いていないんじゃないの?と不安になるかもしれませんが、連続で何個かやってじっくり温めていくことで、身体の深部まで温熱が浸透していきます。
火を使わないお灸も、弱い温熱でじっくり温めるタイプなので、深部の冷えが強い方は、ぜひお試しください!