こんにちは。
最近、治療やお灸教室などで下肢静脈瘤のご相談を受けることが多くあります。
下肢静脈瘤とは、足の表面にある静脈が拡張して静脈弁が壊れ、心臓にうまく戻れなくなった血液が浮き出た状態のことを言います。
自覚症状としては、足がだるい•足が浮腫みやすいなどがあり、足がボコボコして、色素沈着が起こったりします。
最近、足の血管が目立つようになってきたと感じることはありませんか?
静脈瘤の原因は、生まれつきのものもありますが、立ち仕事が多い女性に現れやすいと言われています。
当院の患者様やお灸教室の受講生の方の中にも、下肢静脈瘤で悩まれている方が多くいらっしゃいます。
あまりにも症状が進行している場合は、手術をすることになりますので、ぜひお灸で症状が進行しないように予防をしましょう!
特に、足が浮腫みやすいと感じている方は、ぜひお勧め致します。
また、下肢静脈瘤に対するお灸は、改善するのに時間がかかりますので、諦めずに続けてください。
続けると、必ず良くなっていきます。
お灸のポイントは、『足三里(あしさんり)』『太渓(たいけい)』『三陰交(さんいんこう)』『失眠(しつみん)』です。
足の冷えを改善して、足の疲労•浮腫みを良くしてくれるツボになります。
特に、『失眠』は浮腫みに非常に効果的なので、ぜひお灸をしてください。
⚫︎『足三里』膝の外側のくぼみから、指幅4本分下がったところ
⚫︎『太渓』内くるぶしとアキレス腱の間のへこみ
⚫︎『三陰交』内くるぶしの一番高いところから、指幅4本分上がったところの骨のキワのへこみ。
⚫︎『失眠』足の踵の真ん中