誤解している?お灸の温熱について | 灸PLUS公式ブログ『たのしいお灸LIFE』

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北海道にお灸を広めるため、お灸に特化した鍼灸院を札幌の「円山」に開業しました。
一人でも多くの方に、お灸の効果と気持ち良さを知っていただきたい•••。

こんにちは。


今日は、誤解されている方が多い『お灸の温熱の目安』についてご説明致します。


市販で売られているお灸には、温熱の段階があります。


この温熱の段階は、熱いから効くというわけではなく、その方の肌の状態や体質に合わせて選んでいただけるようになっています。


お灸を続けていると、だんだん温熱を上げていく方がいるのですが、当院ではあまりオススメしておりません。


それはなぜかというと、優しい温熱でじっくり温めたほうが、身体の芯まで温まるからです。


例えば、料理も同じです。
中まで火を通したい時は、弱火でじっくりと焼いていきます。
強火で焼いてしまうと、表面は焦げて焼けているように見えますが、中はまだ生ということがありますよね。


お灸も温熱が強いものでやると、肌の表面は熱さを感じるのですが、芯の部分はまだ温熱が届いておらず、冷えたままということがあります。


それだと、あまり効果がありません。



そのため当院では、なるべく温熱が低いものを選んでいただいております。



オススメのお灸はこちら。

①はじめてのお灸moxa

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②アロマきゅう

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③おQ気分

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1個で温かさを感じない場合は、3個まで連続で行ってください。


3個やると時間はかかりますが、このやり方でやったほうが、身体の芯までポカポカに温まります。


また、3個やっても温かさを感じない場合は、それ以上やると皮膚にストレスがかかり火傷の可能性もありますので、次の日にまたお灸をしてください。


毎日やると、身体の血行が改善されていくので、1個でも感じるようになっていきます。


それでも熱さを感じないという場合は、ソフトきゅうでも大丈夫ですが、それ以上のものは温熱が強すぎるので、足裏用にしていただくのが良いと思います。



自宅お灸ではいまいち効果が実感できないという方は、温熱を変えてみるというのも良いかもしれませんね。



ぜひ、お灸選びの参考にしてみてください。



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