みなさんお待ちかね!『腰痛』に効果的なツボをご紹介します(^_^)
まず、腰痛はなぜ起こるのか?
もともと、四つ足動物であった人間が、進化する過程で二足歩行になり、重心が高くなったことで体が不安定になりました。よって、腰には大きな負荷がかかっています。
また、体のバランスや姿勢が崩れることも大きな要因です。
ゴルフ好きな方も多いと思いますが、ゴルフは腰にはあまり良くないフォームなので、腰痛の方が多いです。(私もその一人でした•••)
そして、デスクワークが増えて運動不足、筋力低下も原因です。
当院での治療では、まずどの動作で痛みが出るかを確認します。
次に、簡単なテストを行い、どの部分に問題があるのかを、ある程度推測します。
場合によっては、反射や皮膚の感覚を確認することもあります。
正確な診断をすることで、回復も早くなりますので、しっかりと問診を行なっていきます。
ご自宅でお灸をする際も、どの動作で痛みが出るのかを確認しながら行うと、お灸の効果も実感できますよ(^_^)
『慢性腰痛』のツボはこちらです。
①太渓(たいけい)
足首の内側、内くるぶしの骨の一番高いところとアキレス腱の間のくぼみ
②中封(ちゅうほう)
内くるぶしの斜め下のくぼみ
③崑崙(こんろん)
外くるぶしとアキレス腱の間のくぼみ
また、お腹•腰を手で触ってみて『冷たい』と感じるところに「火を使わないお灸」を貼っておくのも効果的ですよ!
なぜお腹?と思う方もいらっしゃると思いますが、内臓の冷えから腰痛がくることもあるからです。
また、腹筋がないことで腰痛になっている方は、下腹部にお灸をすることでお腹に力が入るようになるので、腰痛が楽になります。
『関元(かんげん)』
おへそから指幅4本分下がったところ
腰痛でも、『ぎっくり腰』と呼ばれる急性腰痛は、腰を温めると悪化します!
ぎっくり腰に効果的なツボについては『急性腰痛編』でお話しますね!