今日は虫垂炎とお灸についてです。
虫垂炎(盲腸)の手術、または薬で治療された方は多いと思います。
あまり、知られていないのですが、虫垂炎を患ったことがある方は一般的に下痢もしくは便秘になりやすいといわれています
虫垂炎は細菌感染によっておこり、ひどくなると「腹膜炎」という合併症を起こしてしまいます。
(私はこのタイプであと2.3日治療が遅ければ危なかったと言われました・・・)
また、治癒するときに「線維性癒着」が起こり、
・腸管の狭窄あるいは閉塞
・癒着部周辺でねじれをおこし腸管が動きを制限され、腸捻転による腸閉塞をおこしやすい。
という問題がおこります。
実は、この「線維性癒着」が原因で治癒したあとも、腸内の働きがうまくいかずに、食べたものをうまく消化できない。または腸の働きが弱く消化物の流れが悪くなる。
といった状態になり「便秘」や「下痢」をおこしやすくなる方が多いのです
特に、雨の日が続いたり、夏場は冷房の多用、冬場にはもっと身体が冷えて、余計にお腹や腸の働きが弱まり、便秘、下痢の方は多いかもしれませんね
実は、この症状に「お灸」はうってつけで、虫垂炎の手術痕まわりにお灸をしてあげるとこの症状は治まってきます。
なおかつ当院では、お灸にて全身治療をおこない身体のバランスを整えるため、お腹の冷えを取り、腸管のねじれにも効果が期待できます
ご自分でお灸をするのに抵抗があるという方はぜひいちど「お灸治療」を受けてみてくださいね
お灸•はり治療室 灸PLUS
札幌市中央区南3条西24丁目3-18 1階
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