友だちのことば | 今日も元気におきらくごくらく~ACとうつからの脱出~

今日も元気におきらくごくらく~ACとうつからの脱出~

幼い頃の辛い記憶&心の闇・うつ病と闘っています。
我が子たちに心配されない母になれるかな?

昨日会った友人たちは、私の病状を理解してくれている。

しかしAC(アダルトチルドレン)の概念については知らない様子。

彼女たちの家族の中にも、それぞれ心の病と闘っている人がいる。

だからか、たとえACの事を知らなくても、ズバッと直球の質問をされても、思ったほど傷つかなかった。


以前から義父母との関係を知っているので、

「なんでアンタひとりが我慢しなくちゃいけないの?家出たらいいのに。旦那さん、何も言わないの?」

って、誰もが持つであろう当たり前の疑問をぶつけてきた。

そうだよね。

私の心の安定を求めるのであれば、ここを出て行くのが得策だろう。

頭の中では分かっているの。

だけど、私の中のヘンなプライドと、他人の目、世間体ばかりを気にする小心者の私、ケチな私が戦いを挑んでくるの。

半同居を解消するとなったら、同じ市内にしかいない夫の親戚たちはどう思うんだろうか?

出来の悪い嫁と、罵られたりしないだろうか?

今の家に「住ませて貰って」居るのに、別居となったら金銭面でも勿体ないかな…

私が調子悪いとき、子どもたちの面倒をみてもらいたいっていう、身勝手な理由付け。

バカみたいだけど、正直こんな事ばかりを考えている私。

…友人たちに、何も答える事が出来なかった。


「だったらさぁ、せめて夏休みの間だけでも実家に帰っちゃえば?」

私と実家の不仲をはじめて話したので、彼女たちもそれについては驚きを隠さなかった。

ACの説明はややこしいので、「思春期が終わらないんだよ…」のひとことで済ませておいた。

「へ~。もう壮年期なのにね(笑)」

笑って済ませてくれたことが幸いした。

気持ちは重くなることはなく、何だか逆にスッキリ。

聞いてくれる人、話してくれる人によって、こんなにも私の受け止め方、感じ方が違うんだね。

朝母との電話でモヤモヤした気持ちも吹っ飛んだ。

帰ってきたらまた思い出しちゃったけどねあせる

ことばに悪意は全く感じない。

一番楽しかった時期を、私自身が一番充実してたって思う時期を一緒に過ごしてきた友だち。

今も昔も変わらない。

それぞれ人の親になり、住む環境も全然違うけど、分かち合えるモノはたくさんあるんだね。

やっぱり会えてよかった。


感謝、感謝かな。





きこきこ