こんな気持ちになれたのは、久しぶりです。
夕方、実家から電話がかかってきた。
本当は居留守を使おうかな?って思ったけど、
子どもたちも「どうして出ないの?」って聞くし、
出てみた。
案の定、月末の帰省の話だった。
「ごめんなさい。
私以外の3人は行く気満々でいるんだけど、
どうしても私が行く気になれない」
と言った。
母は、
「そっか。。。
無理して悪化するくらいなら、
来なくてもいいよ。
いつでも来たい時に来ればいいから。」
って。
「ごめんなさい。
ありがとう。」
とだけ伝えて、受話器を置いた。
あとから泣けてきた。
ダメな娘でごめんなさい。
母の日に、感謝の気持ちすら言えなくて、贈れなくて、ごめんなさい。
母はきっと、言わずとも私の気持ちを察してくれたのだと思う。
病についてはしつこく聞いてくることはない。
母自身が、私の病の一因になっていると知ってからか、そっと見守ってくれている。
今年の冬、期せずして「対決」したことが功を奏したのだと思う。
ありがとう。
ある意味実父と私の実兄からの、モラハラ被害者でもある母を、今の環境から救いだせない自分にも腹が立つ。
いろんな感情が入り混じって涙がでる。
ごめんなさい。
一番伝えたい言葉、
一番伝えたい人に、
上手く伝えられない自分がもどかしい。
きこきこ