親子の距離 長文 | 今日も元気におきらくごくらく~ACとうつからの脱出~

今日も元気におきらくごくらく~ACとうつからの脱出~

幼い頃の辛い記憶&心の闇・うつ病と闘っています。
我が子たちに心配されない母になれるかな?

今日の診察で、

「不安や焦燥感の原因になるようなこと、思い当たることはありますか?」

と聞かれた。

思い当たること……

あっ、あります汗汗


今月末、実家に帰省する予定です(泣)

でも、私自身は帰省したくありません。

勿論実父に会うのがイヤだから。


だったら帰る必要ないのでは?

と、誰もが考えるでしょう。


今回<も>、帰省しようと言ったのは夫。

今の家から実家まで、車で4時間はかかります。

結婚すると決まった時、

「できる限り毎月帰省するよう努力します」

と、夫は私の両親に宣言した。

年月が経つにつれて、帰省の頻度は減ったけれど、両家の都合がつく限り帰省できるよう、今でも努力をしてくれている。


ありがたいよ。

ありがたいけどさ。

私は全く嬉しくないダウンダウン

だって、やっぱり実父がキライだから。

顔を合わせるのがイヤだから。


私が幼い頃、全く一緒に遊んでくれなかった実父。

今更私の「家族」に優しくしてくれたって、いろんな所に連れて行ってくれたって、腹が立つだけだ。

夫の思いはよくわかる。

毎日孫たちと接している夫の両親。

それに引き換え、数ヶ月に一度しか孫に会えない私の両親。

気を遣ってくれているんだよね…


そんな事を医師に伝えた。

医師は笑みを浮かべながら、

「お父さんの行動、何故だか分かりますか?」

と、私に聞いた。

「私に対する償いのつもりですか?」

と、答えた。

「あなたはそう答えると思っていましたが、違うと思いますよ。」


??????な私。

「お父さんは外面はいいんでしょう?」

「だったら、あなたの家族に良くしてくれるのは、客人を招いていると思っているからです。」

「あなたが客人に徹すれば、お父さんはイヤな態度をとったりしないのでは?」

って。

目が覚めた気がした。

そうか。

私は客人に徹すればいいんだ。

私はもう、あの家の家族じゃないんだよ。

他人(客人)になら優しく…できるよね。

だから滞在中に怒鳴る回数も減っているんだ。


私は自分があの家の家族だって認めたくなかったんだ。


そこに気付けた事は、今日の収穫。


帰省するか否かはまだ決定していないけど、今までよりは気分も軽く帰省できる……かも!?


やっぱり親子の距離感って、難しいです。

我が子が私に対して同じような感情を抱いたとしたら…悲しいです。

もしかしたら、実父もそんな風に思って……なんているわけ無いか!!


因みに医師曰わく、


「ご主人の思考は健全な心身の人の思考です。だからこそ、違う思考の人がいる、違う形の親子関係を求める人がいる、と、気付いてくれるといいですね。」


だそうだ。

全くその通り!

夫よ!!私の思考・価値観を認めてくれ!!






きこきこ