ヘンなタイトルですみません。
17年前の今日、シンガーソングライターの「尾崎豊さん」がこの世を旅立った。
申し訳ないが彼が亡くなるまで、彼の顔を知らなかった。
楽曲は聞いたことがあったけれど、TVに出る方ではなかったし、ライブに出かけるほど熱狂的なファンでもなかったから・・・
その日、私は初めての一人暮らし満喫中だった。
引っ越しを終えて1ヶ月。
初めて友人を一人暮らしの家に招いてプチパーティーを開いていた。
友人は最初から私の部屋に宿泊予定だったので、順番にシャワーを浴びようということになり、シャワー浴をしていた。
その時、部屋の中から友人の絶叫に近い叫び声が聞こえた。
「尾崎が・・・尾崎が死んじゃったって!!今テレビで言ってる。」
番組と番組の間にある短いニュースの中で、速報という形で流れたらしい。
え??何言ってるの??
最初はうまく事実を飲みこめない。
だけど、それ以降テレビで彼の活動を知り、楽曲を聞き、なんとなく気になる存在になっている。
今でもTVから流れる尾崎の楽曲を聞くにつけ、なんとなく「その日」の出来事を思い出す。
でもさ。
誰かが亡くなった日、どこかで誰かが誕生した日でもあるはず。
彼が亡くなったこと、他にも生を全うして亡くなっていく方もたくさんいる中、新しい命が芽生えることはとても素敵な事だ。
私は生きている価値のある人間だろうか、
私が生きていて、誰かの役に立っているのだろうか。
ただの「お荷物になってはいないか」
考えることは多々ある。
ただ不思議な事に、今日のこの日は何か特別忘れることのできない日だ。
もう17年も経つんだね。
まだ学生だった私も、立派な「おばちゃん」になりました。
彼が生きていたら、どんな功績を残していただろうか。
なんとなく考えてしまう一日でした。
きこきこ