あとは、身に付き始めた「関西弁」が中途半端で笑えたり、幼稚園での出来事を、面白おかしく話してくれたりする。
また、ひとりが、
「お母さんだーいすき
」って抱きついてくると、すかさずもうひとりもやって来て、
「○○の方がお母さん好き
」「やだ
●●の方がお母さん好き
」「ダメ~。○○
」なんて、取り合いしたりしてくれる。
口が達者になってきた2人に本気でムカつく
事もあるが、可愛くて仕方がない、私の宝物である。つい先日、夫が話してくれた。
3人でお風呂に入った時、子どもたち2人が、
「この頃お母さんが元気じゃないから悲しい

」って、口々に言ったそうだ。
夫は、
「じゃ、2人で面白い事してお母さんを笑わせてあげたら?」
って、アドバイス?したらしい。
多分その頃からなんだろう。
ヤケに私を笑わせようとしてくれているのは。
子どもたちの気持ちを考えたら、とっても嬉しい反面、胸が苦しくなってきた。
こんなに幼いのに、私に気を遣ってる。
私が幼い頃とは事情も環境も違うけど、親に対して気遣い・顔色うかがいをしている事には変わりない。
子どもたちは、どんな思いで私を笑わせようと努力してるんだろう?
単に笑って貰いたいから?
怒りの矛先が自分に向くのを回避するため?
どちらにせよ、今子どもたちの寝顔を見ながら涙が止まらない。
いつもの「考えすぎ」なのかもしれないけれど、私の轍は踏んで欲しくない。
みんな、私に気を遣わせてごめんね。
家族の為にも、早く元気になりたい。
家の太陽
は無理でも、いつか家族を照らす豆電球
くらいにはなれるといい。きこきこ